デマのニュースが信じられるようになったのはなぜか


カツセマサヒコ (かつせ・まさひこ)  プレスラボ

1986年東京生まれ。既婚。2014年、4万人の印刷会社から5人の編集プロダクション・プレスラボに転職。総務部から編集/ライターへの業種変更をする。趣味はスマホの充電とSNS。Facebookの「いいね!」欲しさに奔走するミーハーライター。

炎上?感動?ネットで話題のニュース

テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたいあなたへお届けします。(画像: Bet_Noire)

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テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたい人へお届けします。

「近頃は物騒だ」は本当か?

 「最近、残酷な事件や犯罪行為が多発して物騒だ。昔はよかった」と感じている人は少なくないだろう。

 そう感じる人たちは、自分の身近なところで残酷な事件や犯罪行為を何度も目撃しているのだろうか。それとも、テレビや新聞・ネットなどで放送されている内容から、そのように推測しているだけなのだろうか。

 実際に犯罪の発生数はどのように推移しているか見てみよう。下記は、法務省が発表した「平成25年版 犯罪白書のあらまし」だ。

 「刑法犯の認知件数は,平成8年から毎年戦後最多を記録し,14年には369万3,928件にまで達したが,15年から減少に転じて,24年は201万5,347件(前年比12万4,373件(5.8%)減)まで減少した。最近の認知件数の減少は,例年,刑法犯の過半数を占める窃盗の認知件数が,15年から毎年減少したことが大きな要因となっている。窃盗を除く一般刑法犯(刑法犯全体から自動車運転過失致死傷等を除いたもの)の認知件数も,17年から減少しているが,5 年と比べると1.6倍である。」

参考:「平成25年版 犯罪白書のあらまし」
http://www.moj.go.jp/content/000115818.pdf

 つまり、「今の日本は約20年前の1.6倍は物騒だが、約10年前の6割弱まで犯罪は減っている」ということになる。

 また、この数字には一般的に「残酷」と思われる犯罪から軽犯罪まで全ての犯罪が含まれているが、警察庁が発表した「平成25年犯罪情勢」によると、凶悪犯の数だけで見ても、毎年減少していることが明らかになっている。

参考:「平成25年犯罪情勢」
https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/h25hanzaizyousei.pdf

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「炎上?感動?ネットで話題のニュース」

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カツセマサヒコ(かつせ・まさひこ)

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1986年東京生まれ。既婚。2014年、4万人の印刷会社から5人の編集プロダクション・プレスラボに転職。総務部から編集/ライターへの業種変更をする。趣味はスマホの充電とSNS。Facebookの「いいね!」欲しさに奔走するミーハーライター。

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