イクメン大子守り大会
ジョン・レノンにはなれなくても、
家族も仕事も大事にしていく


某情報機器メーカーの経理マン。生後8カ月の娘のために、1週間だけだが育児休業の取得を決めた。

インドでイクメン始めました 新任取締られ役の子育て・ビジネス奮闘記

写真:iStock、アフロ

»最新記事一覧へ

10月下旬、インドのお正月にあたるディワリシーズン(悪を倒した神様の帰還を祝うヒンドゥ教の祭り)がやってきました。会社も1週間近くお休みです。街はクリスマスのように電飾で飾られ、会社は従業員にボーナスを支給し、インドの人々はギフトを買い求め、家族でゆっくりと過ごします。駐在員はこの時期、一時帰国したり、一足伸ばして、海外旅行やバカンスを楽しむ人が多いです。目的地は、インドからアクセスが良い、東南アジア、モルジブ、中東、アフリカなどです。田永家も会社の買出し休暇制度(旅費と宿泊費を補助してくれる)を利用して、タイ・バンコクへ行って来ました。

14年ぶりに訪れた
バックパッカーが集うカオサンロード

 バンコクは、ねっとりとした空気はあるものの、街も空気も綺麗で、人もマイルドで、居心地の良いこと、良いこと。インドとどこが違うかと言いますと、

・空気が綺麗で臭くないし、喉も痛くならない
・野良牛、野良豚、野良イノシシがいない
・道路が平らで、クラクションも鳴り響かない
・日本食が安くて美味しい、牛も魚も豊富。美味しい鮨を食べた時、泣きそうになった。
・安心して道を歩ける
・洗練された店がある
・日本語の本屋がある

 など、夫婦ふたりで3分くらい話しただけで、どんどん出てきました。買い出し休暇制度があるのもこれだけインドが大変だからですが……。

 インドにしばらくいると上にあげたことにも段々慣れてきて、さほど、意識しなくなっていました。また、インドにはインドの良さと暮らしの文化があるので、不満を言いたいわけではないのですが、やはり、うちらはインドで頑張っていたんだね、と夫婦で頷き合いました。

 ホテルや食事、ショッピングを堪能する中、世界中のバックパッカーが集う通りとして有名なカオサンロードを14年ぶりに訪れました。私が大学生のころ、それこそカバン一つで世界中を放浪していたのですが、思えば、トルコ、イラン、パキスタン、インドそしてタイのカオサンロードを経て日本へ帰国したものでした。まだ9.11の前で世界は今よりずいぶん平和でした。まさか会社員になってから、インドからタイへ来て、かつて放浪したカオサンロードに妻と娘を連れて行けるとは、人生の巡り合わせは不思議です。

1
nextpage
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
「インドでイクメン始めました 新任取締られ役の子育て・ビジネス奮闘記」

WEDGE Infinity S
ウェッジからのご案内

Wedge、ひととき、書籍のご案内はこちらからどうぞ。

  • WEDGE
  • ひととき
  • ウェッジの書籍