ヒットメーカーの舞台裏

2015年2月5日

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池原照雄 (いけはら・てるお)

ジャーナリスト

1950年生まれ。専門紙や全国紙の経済記者として自動車、エネルギー、金融、官庁などを担当。00年からフリーになり幅広い執筆、講演活動を展開。著書に「トヨタVSホンダ」(日刊工業新聞社)、「図解雑学 自動車業界のしくみ」(ナツメ社)など。

 ワンタッチでレンズのあるカメラ部と液晶モニターの付いた操作部を分離できる。最近、人気が出ている伸縮式の「自撮り棒」を利用した家族写真や自分撮りなどにも最適だ。家電量販店での実勢価格は税抜きで4万円前後。2014年9月に発売し、高めの目標として掲げた月産1万台に沿った順調な出足になっている。

レンズと画面は分離が可能

 合体の状態で重さは175グラムであり、軽い。2インチのモニターを採用している操作部は、大人の手のひらに収まる。カメラ部、操作部それぞれが充電式となっており、無線のBluethoothによってつながっている。分離した時の作動距離は最大10メートルほど。

 カメラは画素数1400万で、画質もしっかりしている。2メートルの高さから落としても壊れない頑丈設計とし、水深1メートルで30分間耐える防水機能もあるので、浅場での水中撮影も可能。また、「インターバル撮影」という機能も備え、撮影のチャンスを多彩に広げている。

 これは15秒、2分といった間隔で自動的にシャッターを作動させるもので、静止画、動画ともに使える。自然のなかにカメラを配置しての定点観測的な撮影、マウンテンバイクなどに取り付けての迫力ある動画といった具合に撮影シーンを広げる。

 開発を担当したQV事業部商品企画室の是木卓(40歳)が、とくにこだわったという「撮った画像をしっかり楽しむ」機能もこのカメラの大きな魅力になっている。撮影日などを指示すると、静止画を数枚貼り付けた画面や、静止画と動画を混ぜたショートムービーができる。スマホやタブレットにデータを移し、大勢で楽しめる。

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