インドでイクメン始めました 新任取締られ役の子育て・ビジネス奮闘記

2015年2月24日

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インド・グルガオンは冬から春へ

 1月は大気汚染物質を含む深い霧に、暖房が効かない底冷えの日々と、インドの重たい冬には、ほどほど弱り果てました。インフルエンザも流行っていたので、12月初旬から1月末まで、家族を日本に返して(正確には帰られた?)正解だったと思います。

 子育てトピックの前に、少しだけインド全体の話を。インド経済は依然好調を維持しています。10月~12月期のGDPは7.5%と発表され、中国の7.3%を上回ったことが報じられ、株価も上がっています。一方で、モディ首相率いる与党・インド人民党が、首都デリーの地方選で庶民党に大敗しました。その背景には、改革の効果を庶民が実感できていないことによる失望がある、と言われています。先日、デリーのある銀行の方と話をすると、今年はどこの企業も好業績のようです。グルガオンの六本木ヒルズと私が呼んでいるサイバーシティーのレストランも人でごった返してます。マクロ指標と企業業績、そして上場企業や外資系企業の従業員の景況感は好調のようです。その恩恵を幅広い家計が実感できるかどうか、日本もインドでも同じような課題が広がっているように思います。

 また、1月下旬には、米国オバマ大統領がインドの共和国記念日に合わせて来印し、印米の協調姿勢が内外にアピールされました。記念パレードでは、戦車、ミサイル搭載車両、ヘリコプター、戦闘機と最新兵器が横切って行く中、大真面目な顔をした大勢の兵士たちがバイクに曲乗り(バイクに乗りながら組立体操をしている感じ。http://timesofindia.indiatimes.com/india/Will-not-ride-another-bike-after-watching-BSF-acrobats-Obama/articleshow/46023445.cmsなど参照)をして、横切っていきました。軍事的な効果は全くの不明です。市中の暮らしでも「あれは何の意味があるのだろう?」と、しばしば驚きと可笑しみを感じるインドですが、国賓のお出迎えでも期待を裏切らない展開に、インドらしさを感じました。

家族揃ったインド生活
いよいよ、再開

 寒さが緩む1月末となると、一時帰国していた駐在員の奥様とご子息が、続々とインドへ帰ってきました。弊家族もインドに戻ってくるので、大柄なラジャ―スターン出身のドライバーと空港出口に迎えにいきました。

 昨年の駐在員開始後、4カ月ぶりに娘に再会した時は、完全に忘れられて、ギャン泣きされた苦い経験を持つだけに、今回は、泣かれずに抱っこすることができるか心配でした。しかし、到着時間を過ぎ、多くの日本人が出口を通り過ぎても、妻子はなかなか出てきません。携帯にかけても繋がらず、若干の不安を覚えます。仕方なく空港をうろうろ探し回っていると、ドライバーの携帯に電話が。

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