健康ブームでも儲からないフィットネスクラブ

田中靖浩の管理会計入門講座(8)


田中靖浩 (たなか・やすひろ)  公認会計士

1963年生まれ。三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒。外資系コンサルティング会社などを経て独立開業。現在、田中公認会計士事務所所長。経営コンサルティングからセミナー、新聞・雑誌の連載などに幅広く活躍中。最近は落語家・講談師などとコラボによるライブイベントを展開中。日本公認会計士協会東京会・経営委員会委員長、経済産業省・財務管理人材育成システム開発事業審議委員、東京都立産業技術大学院大学「ものづくり経営人材育成講座」検討委員・講師などを歴任。著書は、『右脳でわかる!会計力トレーニング』、『経営がみえる会計』、『12日間速習プログラム決算書トレーニング』(以上日本経済新聞出版社)など多数。数点は海外にも翻訳出版されている。

不況を生き抜く管理会計

人気会計士、田中靖浩の「管理会計入門講座」。会計の仕組を知れば新たなビジネスチャンスが見えてくる!?「100円マックは果たして儲かったのか?」等、具体的で身近な話題に触れながら、落語で鍛えた(?)軽妙な語り口で、初心者にもわかりやすく「管理会計」の切り口を紹介する。経理や経営に直接関わらない人でも、知ってると“トク”する情報を満載してお届けします。

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いきなり自慢から始まって恐縮だが、私はここ4ヶ月で10キロ以上痩せた。体脂肪率とウエストも激減。決して体調を壊したわけではなく、また不況で仕事がなくなったせいでもない。

 ・・・・鍛えたのである。

不健康からの脱出!

 メタボを克服して健康を取り戻すべく、4ヶ月間トレーニングを行った。口の悪い友人たちからは「どうせリバウンドするだろ」と言われているが、体重はまだ減り続けている。食事も酒もうまいしよく眠れる。私の連載は、『WEDGE Infinity』の「ビジネス」コーナーに掲載されているが、本当はこのトレーニングについて、「ライフ」のコーナーで連載をやりたいくらいだ。

 なぜこんなに頑張ったのかといえば、昨年以来、ずっと体調が悪く仕事に支障をきたすようになったからだ。暴飲暴食にストレス、運動不足などで急速に体調が悪化し、パソコンに向かっても集中できない日々が続いていた。悶々とした日々を打破すべく、一念発起して真剣にトレーニングを行い、食事も制限した。・・・その結果、10キロ痩せて高校時代の体重に戻り、健康を取り戻したというわけだ。

 実は「鍛えて健康を取り戻すぞ!」と決意した私であったが、初めはどこから手を付けていいのか、まったくわからなかった。そこでたくさんの本を読み、いろいろなジムに通ってみた。そのなかで基礎代謝を増やす筋トレの必要性や、食事の管理の方法について学んだ。また鍛え方や正しい食事を教えてくれるパーソナルトレーナーという職業があることも知った。

フィットネスクラブの業績やいかに?

 40歳も半ばを過ぎると、仕事のストレスで大病を患う人間が出てくる。私のまわりでも網膜剥離に突発性難聴、メニエール症候群など病気のオンパレードだ。働き盛りで病気になる人間が多い。それだけ運動不足でストレスが溜まる世の中になっているのだろう。不況で仕事のプレシャーが強いことも一因であるに違いない。

 社会的には環境=エコに関心が集まっているが、同様にこれから健康にも関心がますます高まっていくと思う。地球に優しく・・・の前に、自分に優しくしなければ始まらない。個人の「健康ビジネス」は今後もっとも成長が期待できる分野だ。夜中のテレビショッピングを見てもダイエット・健康器具のオンパレードで、そのことを確信する次第。

 そこで今回はフィットネスクラブ大手2社、全国的に展開するセントラルスポーツ、ルネサンスを取りあげることにしよう。

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「不況を生き抜く管理会計」

著者

田中靖浩(たなか・やすひろ)

公認会計士

1963年生まれ。三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒。外資系コンサルティング会社などを経て独立開業。現在、田中公認会計士事務所所長。経営コンサルティングからセミナー、新聞・雑誌の連載などに幅広く活躍中。最近は落語家・講談師などとコラボによるライブイベントを展開中。日本公認会計士協会東京会・経営委員会委員長、経済産業省・財務管理人材育成システム開発事業審議委員、東京都立産業技術大学院大学「ものづくり経営人材育成講座」検討委員・講師などを歴任。著書は、『右脳でわかる!会計力トレーニング』、『経営がみえる会計』、『12日間速習プログラム決算書トレーニング』(以上日本経済新聞出版社)など多数。数点は海外にも翻訳出版されている。

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