WEDGE REPORT

2015年7月30日

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 次は、韓国人のローさんから学ぶ1時間のヘルシーな韓国料理の料理教室だ。料理教室は、ローさんのキッチンで開催されたが、ローさん、ジャクソンさん、5人の参加者、デザートを担当したローさんの娘さん、そして、お手伝いさん(!)の9人が入っても、まったく人が多いと感じさせない広さだ。

 メニューは、コンサルタントの2人が「アンチエイジング、栄養バランス、夏に向けて」をテーマに考案。ローさんは「豪華な食材を使った豪華な食事ではなく、普段よく使う食材を使って作れるメニューにフォーカスした」と話す。内容は、ヘルシーサマービビンバ、ムックサラダ、ニンジン団子、マンゴーシャーベット。「食材の大半は、オーガニックを使用します。また、裏庭に家庭菜園があるので、ハーブなどは自分で育てたものを使用します」。

 料理教室は、ローさんが作る料理を参加者たちが見て学ぶ方式が取られた。まずは、ヘルシーサマービビンバからスタート。ソースに使用するコチュジャンは、辛味を抑えるためにハチミツを混ぜて辛味を調整し、食べやすい辛さに。「体に悪い白砂糖は一切使用しません。甘味は、摩り下ろしたリンゴ(果糖)を使ったり、ハチミツやメイプルシロップで代用します」。

ニンジンジュースの残った繊維質に
もち粉を混ぜて団子を作り

 次は、韓国でよく食べられるムックサラダだ。ムックとは、緑豆の粉を沈殿させて煮固めて、ゼリー状にしたもの。これにキュウリなどを添えて、スーパーフードのドライクランベリーが入ったソース(ごま油、醤油、ゴマ、乾燥トウガラシ)でいただく。「とてもあっさりしているので、食欲がない夏でもしっかりいただける」。

 3つめのニンジン団子は、ローさんのオリジナルだ。「毎朝ジューサーを使ってニンジンジュースを作るが、残って捨てる搾りかすの繊維質をどうにかして使えないかと試行錯誤して考案した」。作り方は、いたって簡単。ニンジンジュースの残った繊維質にもち粉を混ぜて団子を作り、グレープシードオイルをフライパンに引いて、団子をのせる。そして、団子を上からフライ返しで押さえながらお焼きのように約3分焼いてできあがり。

 「グレープシードオイルは、高温になっても酸化しないので、抗酸化作用がある。このため、体内で発ガンの元になる過酸化脂質が作られにくくなり、アンチエイジングにつながる」。ベジタブルオイルやエキストラバージンオリーブオイルなどは、高温になると酸化するため、アンチエイジングにならない。「大量に残った繊維質などを捨てるのがもったいなくて、ジューサーの使用をやめた。でも、これなら、おいしく再利用できそう」と、このアイデアは参加者全員に絶賛された。

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