2024年4月17日(水)

山陽新幹線各駅停車の旅

2015年8月17日

「北之町 厳妹屋(いつもや)」

 明治後期に建てられた町家に手を加え、宮島の暮らしを体験できる一棟貸しの宿に。素泊まりが基本で、食事は近隣の店を紹介してもらえる。1~8名まで宿泊でき、人数が多いほどひとりあたりの料金も下がる(宿泊以外、文化活動や個展などの利用も可能)。数年前までは、華道・茶道の先生が丁寧に生活されていたという。3部屋の客室が続く2階には、老舗国産家具ブランド・マルニが、宮島と名付けた椅子がある。

住所:広島県廿日市市宮島町580
TEL:0829-44-0925

町家があるのは、元々は置屋や見番があった風情ある通り。建物の1階入口にあるミュージアムショップへ立ち寄るだけでも。
1階には、宮島ならではの建築様式で神さまをまつる部屋「おうえの間」が。

「民芸品の店 やまと」

 表参道商店街にある、昭和45年創業の民芸品店。鹿・猿・みみずくがモチーフの宮島張り子や、土鈴、宮島彫り、ろくろ細工、下駄など、宮島みやげや広島の特産品がずらり。手紙を書いて切手を貼ればポストに投函できる「通信杓子」で、旅先からの便りを。

住所:広島県廿日市市宮島町530-1
TEL:0829-44-0447

張り子の中でも、色とりどりで福々しいみみずくは、店頭に出せばたちまち旅立つ人気者。ひとりの職人さんが手づくりしているためつくれる数にかぎりがあり、品切れしていることも多い。出会えたら好運。
店があるのは、表参道商店街に設置される大杓子前。創作こけしなど、懐かしいみやげものが勢揃い。

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