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新幹線から見える日本の名城
加唐亜紀 著

目次 立ち読み

 

東海道・山陽新幹線沿線には、日本を代表する多くの城が存在しています。そして、じつは車窓から、そうした城を見ることができるのです。そこで、本書では、新幹線の車窓から見える城の誕生から終焉、そして復活までの物語を紹介していきます。
城の本は、かなりマニアックなものが多くなっています。本書は「お城の鑑賞入門」として、城にそれほど明るくない人を対象に、わかりやすく解説したものにしました。
特徴としては、以下の5つです。
①その城が新幹線のどのあたりで見えるか
②城が城として機能していた時代の話だけではなく、現在までの出来事も紹介
③楽しめると同時に、雑学の知識も得られる。読後、ちょっとした蘊蓄も語れるように
④城下に残る城やお殿様にまつわる名物の紹介(駅周辺で買える物に限定)
⑤城の見方(城の防備における基本理念は「いかに死角をなくすか」。自分なら天守までの道のりをどう攻略するかなど、RPG的要素も)。
新幹線の車窓から城を眺めつつ、城への知識も深まる。そして、城の新幹線最寄り駅でふらりと立ち寄り、近くで眺める。そんな楽しみ方ができる1冊です。

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<書籍データ>
◇A5判並製(ほぼオールカラー)160ページ
◇定価:本体1,400円+税
◇2015年9月20日発売
◇ISBN: 978-4-86310-151-7

<著者プロフィール>
編集者。長年、歴史関連書籍の編集に携わった後、独立。歴史分野を中心とした編集、執筆業務を行う。主な著書・共著に『写真と絵でわかる日本の合戦』『ビジュアル百科 日本の城1,000城』(西東社)、『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『“復元”名城完全ガイド』(イカロス出版)等がある。
 

 

 

 

<立ち読み>

 

近年では、東京都内に住んでいても東京駅からではなく、品川駅から新幹線に乗る人が多いが、新幹線の車窓から城を楽しむのであれば、品川駅からではなく、東京駅から乗ることをお勧めする。なぜなら、東京駅と品川駅の間には日本最大の城があるからだ。「都心にそんな大きな城があったかな」と思われる人が大半だろう。その城は普段は「城」ではなく、ほかの名称で呼ばれている。(中略)
新幹線が発車してすぐ、進行方向右手側の窓を見ると、丸の内オアゾが見える。どのビルがオアゾ?という人もいるだろう。ちょうど「MARUZEN」というロゴが目の高さに見えるビルがオアゾで、これを過ぎて一瞬高い建物が視界からなくなったその奥に、こんもりとした森が見える。見慣れた人ならば、そこに白い建物(伏見櫓)を見出すことができるかもしれない。これが、日本最大の城─―かつての江戸城だ。徳川家康がこの場所に巨大な城を造ったことで江戸、東京が日本の中心として発展するきっかけとなった場所である。そして、明治になってから天皇がその後に入り、現在に至っている。現在では皇居と呼ばれることが一般的だ。JR有楽町駅を通過するまで何度かビルの間に、皇居の森を見ることができる。
このポイントは、東海道新幹線だけではなく山手線や京浜東北線も平行して走っているので、これらの車窓からも皇居の森は楽しむことができる──「東京駅を出てすぐに見える江戸城」より


 



<目次>
はじめに

東京駅を出てすぐに見える 江戸城
小田原駅から見える 小田原城
見えそうで見えない城 駿府城 
掛川駅から見える 掛川城 
浜松駅から見える 浜松城 
豊橋駅と三河安城駅の間に見える 岡崎城 
名古屋駅から見える 名古屋城 
名古屋駅を過ぎてから見える 清洲城 
岐阜羽島駅の前後で見える 岐阜城 
米原駅と京都駅の間で見える 彦根城 
見えそうで見えない城 大坂城 
新神戸駅と西明石駅の途中で見える 明石城 
姫路駅から見える 姫路城
岡山駅手前で見える 岡山城 
福山駅から見える 福山城 
見えそうで見えない城 三原城 
広島駅から見える 広島城 
新岩国駅手前から見える 岩国城
小倉駅から見える 小倉城
その他のお城 吉田城 大垣城 墨俣城 長浜城 佐和山城 安土城 

 

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