定年バックパッカー海外放浪記

2015年12月6日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

地方を巡り普段着の韓国を探る
・期間:2014年8月30日~10月2日
・旅行費用:12万円

釜山のクレージーナイト、
台湾娘の意外な一面が……(承前)

 9月5日 夕方5時にゲストハウスでユイチャンと夕食の相談をしていると東洋系ハーフ英国人女子とラテン系英国人男子のカップルが釜山の繁華街に焼肉を食べに行くので一緒に行かないかと誘ってきた。既にネットで食べ放題の店を探してあるとのこと。二人とも大柄なので夜の繁華街に出かけるには格好のボディーガードになると考え快諾。

 私のような貧弱なオジサンがうら若い女子と二人だけで異国の夜の街を無防備に徘徊すれば地元のワルの格好の餌食になるリスクがあるので緊張を強いられるし非常事態への対応策を考えながら行動する必要がある。しかし欧米の若者と連れ立っていれば地元の連中も手を出さないので安心してビールが飲める。

 英国カップルのルームメイトのやはり大柄のオランダ女子も同行することに。さらに我々の様子を伺っていたイタリア系英国人のルークがユイチャンに目を付けて「俺もジョインさせてくれ」と割り込んできた。

 なんだかんだと6人の欧亜混成部隊で6時前にゲストハウスを出立。地下鉄“海雲台駅”で各自瓶ビールを買い込んで、地下鉄車内でラッパ飲みしながらにぎやかに釜山中心街に繰り出す。

 半時ほど繁華街の入り組んだ路地を右往左往して目的の店を探すが見つからず結局小奇麗な焼き肉専門店に入る。韓国人の大好きな豚肉三枚おろしの“サムギョプサル”の専門店らしい。肉と野菜を6人前、ビール6本を注文。欧米系は飲むのも喰うのもとにかく早い。アッと言う間に完食して肉と野菜を人数分、ビールを4本追加。驚いたことにユイチャンはビールをグイグイと飲んで平気な顔をしている。かなり酒に強い。ビールが瞬く間になくなり韓国のサラリーマン定番の焼酎「眞露」のオンザロックで何度も乾杯。飲み干すと喉から食道、そして胃袋に刺激がピリピリと落ちてゆく。

 満腹になり割り勘で支払を終えると「次に行こう」と英国人カップルが先導してロックカフェへ。ロック音楽がガンガンと鳴り響いている欧米人が沢山いるカフェバーである。どうも欧米系若者と一緒になると二軒目以降はこのカテゴリーの店にゆくことになってしまう。とにかく騒がしいが慣れてしまうとそれなりに面白い。

焼肉専門店にて欧亜混成部隊の5人。ビールの次は眞露ロックで乾杯

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