定年バックパッカー海外放浪記

2016年3月20日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

[ベトナム・カンボジア・ラオス・タイ]
(2014.10.25-12.29 65days 総費用18万円)

けなげな少女はどこか蠱惑的

 11月7日 午前7時半。フエのホステルのロビーでホイアンへ移動するため迎えの車を待っていると東洋系の浅黒い肌の健康的で活発な感じの少女がロビーに現れた。ホットパンツを穿いており色っぽい脚が目を引く。私と同様に迎えの車を待っているらしい。長距離バス乗り場に移動して古都フエから世界遺産の街ホイアンへ行く長距離バスを待つ。先ほどの少女もホイアンに行くらしく同じ場所で待っている。少女がホイアンの宿はどこか決めているのか聞いてきたので「一番経済的かつ清潔なホステルを探すつもりだ」と答えたら「一緒に探しましょうよ」とフレンドリーだ。

バスの車窓から

 彼女、ウェンディーは台湾女子で南部の高雄出身。北京語でしばらくおしゃべりしていたら「英語を勉強中なので英語で話しましょうよ」と。8時過ぎにバスが来たので一緒に乗り込み隣り合わせの座席を確保した。ホイアンまで6時間くらいの長旅なので彼女とおしゃべりしていたら退屈しないだろうと思った。バスの中で話していると分からない英単語があるたびにスマホで意味をチェックしている。真面目というか健気というかオジサンとしては応援したくなる。その一方で色っぽい雰囲気もあり、どうも掴みどころがない。

 彼女はスマホでホイアンの最安値のホステルを探し出し私の意見を求めてきたのでOKした。2時過ぎにホイアンのバス・ターミナルに到着。彼女がオートバイ・タクシーのドライバーにホステル名を伝えるとすぐさま出発。私も急いで別のオートバイ・タクシーに乗って彼女を追いかける。オートバイ・タクシーは安いが事故のリスクが高くできれば避けたいが、歩くと炎天下1時間以上もかかるので仕方ない。

 2時半過ぎにホステルにチェックイン。従業員の対応がよく清潔だ。私は一階の大部屋の入り口近くのベッド。ウェンディーも同室の奥のベッド。ウェンディーの向かい側は20台後半の姉御タイプの台湾女性リディア。リディアの彼氏のインド人青年はリディアの上のベッドである。ウェンディーはすぐにこの二人と仲良くなっておしゃべりに熱中。

 私は世界遺産のホイアンの旧市街見物にでかけ、ホイアン川を眺めるテラスで生ビールを飲みながら夕陽を眺め平穏な一日が過ぎていった。

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