BBC News

2016年2月9日

米大統領選出馬を検討していると報道されてきた、前ニューヨーク市長の大富豪マイケル・ブルームバーグ氏が、独立候補としての出馬を検討していると認めた。9日付の英紙フィナンシャル・タイムズ記事、「あらゆる選択肢を検討している」と述べている。前市長の複数の側近が先月、米メディアに出馬検討を明らかにしていたが、本人が確認するのは今回が初めて。

フィナンシャル・タイムズのインタビューでブルームバーグ氏は、今回の大統領選における議論のレベルが低すぎると嘆き、米国の有権者にとって失礼だと厳しく批判した。

「対話や議論のレベルが、心配になるほど凡庸だ。とんでもないことで、有権者に対する侮辱だ」と前市長は述べている。

ブルームバーグ氏は民主党支持者から2001年に共和党に転向した後、いずれの党からも独立した。

共和党の候補指名レースでは、テッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)がアイオワ州党員集会で1位になったが、最有力候補は依然、実業家ドナルド・トランプ氏とみられている。一方の民主党では、ヒラリー・クリントン前国務長官が、社会主義者を自称するバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)に激しく追い上げられている。

実業家ブルームバーグ氏は、経済界など伝統的な共和党支持者の支持を集めやすい側面もあるが、同時に銃規制強化や人工中絶容認など民主党寄りの政策を支持しているため、保守層に嫌われむしろ民主党の票をかなり奪うだろうと、BBCニュース北米担当のアンソニー・ザーチャー記者は分析している。

(英語記事 Michael Bloomberg 'looking at' US presidency bid)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35529773

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