BBC News

2016年3月8日

パイロット技術習得のためエジプトから米国留学している23歳学生が、もし自分がドナルド・トランプ氏を殺したら世界中に感謝されるとフェイスブックに投稿して身柄を拘束された問題で、自発的に帰国することで合意した。担当弁護士が7日、明らかにした。

エマデルディン・エルサイードさんは今年2月初め、共和党から米大統領選に出馬している実業家ドナルド・トランプ氏の写真をフェイスブックに投稿し、トランプ氏を殺して終身刑になるならかまわない、世界中に感謝されるだろうと書いた。

担当弁護士ハニ・ブシュラさんによると、エルサイードさんはシークレットサービスの事情聴取を受けた後、在留資格が取り消され、カリフォルニアの刑務所に収監された。訴追はされていないが、米当局は強制送還させようとしていたという。

ブシュラ弁護士は、エルサイードさんの収監は違法だと主張。「主にムスリム(イスラム教徒)で中東出身だから収監されているのだと思う。アメリカ憎しの顔にされてしまう」と弁護士はAP通信に話した。

エルサイードさんはこれまでに、実際に誰かに危害を加えようと思ったわけではないと説明。投稿内容は、ムスリムに対するトランプ氏の発言を受けてのものだと話していた。

共和党の候補指名で最有力のトランプ氏は、移民対策の強化を公約。メキシコとの国境に壁を設置し、不法移民を強制送還し、ムスリムのアメリカ入国を一時的に全面禁止すると主張している。

(英語記事 Egyptian student agrees to leave US after Trump comment)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35751420

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