BBC News

2016年3月11日

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オバマ米大統領は10日、共和党大統領候補として実業家ドナルド・トランプ氏が台頭したのは自分の責任だという批判を一蹴した。

カナダのトルドー首相公式訪問に際してホワイトハウスで記者会見した大統領は、「共和党には色々と責任を問われて批判されてきたが、自分たちが誰を選ぶかについて僕のせいだと言われるのは珍しい話だ」と述べた。

記者会見で、米国政治の対立が先鋭化し分断が激化しているのはオバマ政権の責任かと問われて、答えたもの。

大統領は、共和党幹部や右派メディアが共和党の支持基盤に対して、「僕のやることには何でも反対すべきで、協力や妥協は何らかの裏切りだ」という考えを叩きこんできたせいだと批判した。

「いま共和党の中で起きているのは、時間をかけて積み上げてきたことの結果で、ドナルド・トランプのような人が活気づく環境を作ってきたせいだ。過去7年半の間に繰り返されてきたことを、もっとたくさんやっているだけだ」

大統領はさらに、トランプ氏の「挑発的」発言がさかんに話題になるが、移民問題などについての姿勢は、同じ共和党の対立候補、テッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)氏やマーコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)と実は大差ないのだと指摘した。

オバマ氏はさらに、民主党の候補指名を争っているヒラリー・クリントン前国務長官とバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)のどちらかを選んで支持はしないと言明。

「党大会が終わったら全員をひとつにまとめて、本選の勝利に向けて一丸となれるようにするのが、僕の一番大事な役割だ」

民主党大会は7月に開かれる。

(英語記事 Obama: 'Don't blame me for Trump')

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35782130

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