BBC News

2016年3月15日

ミャンマーの議会は15日、新大統領にティン・チョー氏(69)を選出した。ティン・チョー氏は民主化運動を主導してきたアウン・サン・スー・チー氏の側近で、昨年11月の総選挙で大勝した国民民主連合(NLD)の幹部。

新政権の発足によって、50年以上続いた軍政からの民政移管が完了する。

投票では、ティン・チョー氏が650票のうち360票を獲得。2位は軍が推挙した候補で213票を得た。3位はNLDのもう一人の候補で79票だった。2位と3位の候補はそれぞれ第1副大統領、第2副大統領となる。

過去5年間の任期中、軍の後押しを受けてきたティン・セイン現大統領は今月末に退任する。

アウン・サン・スー・チー氏は、息子が英国籍のため、外国籍の家族がいる大統領を禁じるミャンマーの憲法によって、大統領就任の道が閉ざされていた。憲法の規定はスー・チー氏を念頭に置いたものだとみられている。

しかし、スー・チー氏は実質的な指導者になると繰り返し述べている。

ティン・チョー氏とは?

・NLD幹部でスー・チー氏の側近。英オックスフォード大学出身。

・穏やかな物腰で、正直で忠誠心に厚いと評価されているという。これまであえて目立とうとしてこなかった。

・父親は作家で詩人のミン・トゥ・ウン元NLD議員。

・妻ス・ス・ルウィンはNLD創設者のひとりの娘で、現NLD議員。

・スー・チーさんの亡母顕彰のために設置された慈善団体の幹部。

・スー・チーさんのそばにいることが多く、運転手を時折務めることもある。

(英語記事 Myanmar parliament elects first civilian president in decades)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35809569

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る