BBC News

2016年3月23日

34人が死亡し約250人が負傷したブリュッセルの連続襲撃を受けて、ベルギーは23日から3日間の喪に服す。同日正午(日本時間午後8時)には1分間の黙祷が捧げられる。

22日夜遅くには、何百人もの人がブリュッセルのブルス広場に集まり、ろうそくを灯し、花を供えて、それぞれに犠牲者を悼んだ。

警察はブリュッセル市内をはじめ国内各地で捜索と監視を続けており、上空では夜遅くまで警察ヘリが飛び続けた。

パリをはじめ世界各地では、観光名所の建物がベルギー国旗の赤・黄・黒でライトアップされ、連帯を示した。

警察はザベンテム空港で2発の爆発が相次ぐ前に撮影された防犯カメラ映像から、男性1人の行方を追っている。男性が荷物カートで押しているスーツケースに爆弾が入っているものの、爆発しなかったのではないかとみられている。男性と一緒にいる2人は自爆死したとされる。

容疑者3人を空港まで乗せたというタクシー運転手からの情報をもとに、警察がブリュッセル市内のスカルベック地区の建物を捜索したところ、爆弾や過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)の旗を発見したという。

ISが、攻撃は自分たちによるものだと名乗りを上げ、今後も攻撃は続くと声明を出した。ISはマルベック地下鉄駅の爆発も自爆攻撃だと主張している。

一方で米国務省は、欧州への渡航に「リスクの可能性がある」と米国市民に警告した。国務省は文書で、テロ組織が「スポーツ・イベントや観光地、レストランや交通機関を標的に、近いうちに欧州各地で攻撃を計画している」と勧告を発表した。

ブリュッセルでは18日、パリ連続襲撃事件の主要共犯とされるサラ・アブデスラム容疑者が逮捕されたばかりで、容疑者は23日にも公判前手続のためブリュッセルの法廷に出廷する予定。

(英語記事 Brussels attacks: Belgium mourns amid hunt for suspect)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35878771

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