赤坂英一の野球丸

2016年3月31日

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 先週末から開幕したプロ野球、今年は例年以上に新人たちの活躍が目立つ。金本知憲新監督にスタメン1番に抜擢された阪神のドラフト1位・高山俊(明大)をはじめヤクルト・原樹理(東洋大)、DeNA・今永昇太(駒沢大)、巨人・桜井俊貴(立命館大)ら同じドライチの即戦力投手も開幕から先発ローテーション入り。広島のドラフト6位・仲尾次オスカルも負けじと、27日のDeNA戦で新人投手一番乗りの初勝利を挙げて見せた。

小姑指導者も何のその

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 毎年新人たちを見ていて感じることだが、彼らは活躍すればするほど周りに〝小姑〟が増える。頼まれてもいないのに、ああしろ、こうしろ、いいことを教えてやろうと監督やコーチはもちろん、OBの評論家が群がってくる。その最たる例が楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉(関東一高)だ。試合前の練習中に池山隆寛、礒部公一両打撃コーチ、米村理外野守備走塁コーチが入れ替わり立ち替わり指導。人気者だから記者や評論家にもしょっちゅう声をかけられて、さぞや頭の中が混乱しているのではないかと心配になってくる。

 ところが、オコエ本人はクールそのもの。「コーチにはいろいろなことを言われてますが、自分にプラスになるものだけを生かしていこうと思ってます。教えられたことを全部覚えきれるものではないし、池山さんからも何でも言われた通りにする必要はないと言われてますから」と話している。打撃練習中、脇を締めるのに使っているゴムチューブなども、コーチに押しつけられたわけではなく、自分の考えで取り入れたものだそうだ。

 〝小姑〟にあれこれ言われる以前に、自ら積極的にアドバイスを求めているルーキーもいる。ヤクルトの原樹理はキャンプ中、学生時代から興味を抱いていた先輩・小川泰弘の下へ〝弟子入り〟した。「軸足にしっかりと体重を乗せること。腕を振るときに力み過ぎないことが大事だ」と教えられた。成瀬喜久には「コントロールを意識するあまり、コーナーの四隅を突こうとしたらかえって制球を乱す」との助言をもらったという。さらに、新外国人のデイビーズにも「自分の持ち球のシュートを生かしたいからスライダーの投げ方を教えてください」と頼み込んでいた。

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