BBC News

2016年4月14日

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米疾病対策センター(CDC)は13日、ジカウイルスが脳の発育不全の小頭症など重度の先天異常を引き起こすと結論づけたと発表した。

ジカ熱が流行するブラジルでは昨年、何百人もの赤ちゃんが小頭症を患って生まれた。専門家は蚊が主な媒介となるジカウイルスと小頭症との関連を疑っていた。

CDCのトム・フリーデン所長は、「今回の研究はジカ流行の節目となる。ウイルスが小頭症の原因なのは、いまや明確だ」と述べた。

11日には、CDCがジカウイルスが当初予想されたよりも米国に大きな影響を及ぼす可能性があるとの見解を発表し、対策費の増額を求めた。

CDCのアン・シュシャット博士は、「このウイルスについて得た情報はどれも、当初考えていたよりも怖いウイルスだと示すものばかりだ」と語った。

ジカウイルス感染は1947年にウガンダで初めて報告されている。症状は通常軽く、発疹や関節の痛み、発熱などが起きる。

今回のジカ流行は昨年ブラジルで始まった。症状は従来より重症で、200人近くの赤ちゃんが死亡している。

研究者らはなぜ一部の感染例で先天異常が引き起されている一方で、ほかの症例では影響がないのかに関心を持っている。

一部の女性は妊娠中にジカに感染した場合でも、異常が見られない赤ちゃんを産んでいるためだ。

CDCによると、米国本土ではこれまで346例のジカ熱感染が確認されている。

CDCのフリーデン所長は、ワクチン開発に集中的に取り組んでいるものの、実用には何年もかかる可能性があると語った。

(英語記事 US health experts confirm that Zika causes birth defects)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36042014

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