ドローン・ジャーナリズム

2016年4月19日

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渡辺秋男 (わたなべ・あきお)

クレセントエルデザイン代表

1976年、東京都生まれ。(有)クレセントエルデザイン代表。かつてヘリコプターのエンジニアだった父を持つ。日本機械学会の100周年にちなんだ『100ジュールロボットコンテスト』において、ヘリコプターをモチーフにした作品を出品し創造賞を受賞。現在はシステム開発やウェブ制作の会社を経営し、ドローンによる空撮サービスも行う。空撮映像はフランス国営テレビやNHKをはじめ世界から評価を得ている。
 

 富士山周辺の桜が今見ごろを迎えている。東京は3月下旬から4月の上旬が通年の見ごろであるが、標高の高い富士山麓ではそれよりも2週間ほど遅れて桜が満開となる。

 満開の桜と富士山の組み合わせを撮影したくて、静岡県駿東郡小山町にある公園墓地の冨士霊園を訪れた。ここには墓地公園を南北に貫くメインストリート沿いに1000本ものソメイヨシノが植えられている素晴らしい桜並木がある。まずはこちらの映像をご覧いただきたい。

千本桜 - One Thousand Cherry Trees

 昨年も桜を空撮するために桜前線を追いかけて様々な地方を訪れたが、満開の桜に出会うのはなかなか難しかった。現に今年の東京の桜は、ちょうど満開のときに雨が降り、良いコンディションとはならなかった。しかし今年訪れた冨士霊園は、まさに満開の桜に包まれ、一面あふれんばかりのさくら色に染まっていた。


桜並木の一番奥に高台があり、ここに登ると1000本のソメイヨシノが俯瞰でき、いわば並木の撮影スポットになっているのだが、北側から南方向へしかカメラを向けることができないため高台の死角にある富士山と桜並木とを一緒に撮影することができない。今回ドローンを使うことで、この場所がこれほどまでにたくさんの桜に囲まれていることと、富士山に見守られている神聖な場所であることを1つの映像の中におさめることができた。

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