BBC News

2016年4月19日

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米俳優ジョニー・デップさんの妻が昨年5月に無申告で犬2匹をオーストラリアに持ち込んだ問題で、犬を処分すると当時発言していた豪農水相は19日、夫妻が提出した謝罪ビデオをからかった。

デップさんの妻、アンバー・ハードさんは18日、犬を申告せずに持ち込んだことを裁判で認め、1カ月の保護観察処分を言い渡されたが、密輸罪では処分保留となった。さらに処分保留の条件として、夫妻は謝罪ビデオを裁判所に提出。映像は公判中に再生され、豪農水省のYouTubeアカウントにも掲載された。

ビデオを見たというジョイス農水相は豪ABCの番組で、デップさんがまるで「『ゴッドファーザー』のオーディションを受けているみたいだ」とコメント。「この演技でアカデミー賞は無理だろう」とも皮肉った。

「最後に、いま世界中を駆け巡っているメッセージを受け取った。この国に来てこの国の法律に従わないなら、大変な目に遭うという内容で、靴下の中のカエルみたいな騒ぎになっている」とジョイス氏は付け足した。

チャンネル7の番組ではジョイス氏は、ビデオの監督は自分ではないかという噂を否定。「このひどい映画を監督したのが自分かだなんて、いやさすがにこの自分だってもう少しましなものが作れたと思う」と述べた。

「もう一度やろうよ、ジョニー。もっと気持ちを込めて、もうちょっと気持ちをさ」

夫妻の謝罪ビデオが公開されるや、インターネットのソーシャルメディアでは、まるで北朝鮮のプロパガンダや人質ビデオのようだという意見が相次いだ。

問題が発覚した昨年当時、ジョイス農相が夫妻の犬たちについて「とっととアメリカに戻れ」と発言したことから、「対テリア戦争」などと呼ばれ内外の注目を集めた。ジョイス氏は当時、違法に持ち込まれた犬たちを安楽死させると警告、「世界で一番セクシーな男」だろうと検疫規則には従わなくてはならないと発言していた。

(英語記事 Australia politician mocks Depp and Heard apology video)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36080979

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