健康

2016年4月28日

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●足上げ(1)

  ①椅子に深く腰掛けます。座るときは、しっかり骨盤を立てます
  ②足首の力を抜いて、膝をゆっくり上に上げます
  ③上げられるところまで上げます(骨盤が傾かないように気をつけます)
  ④ゆっくり足を下ろします

 これを左右8回ほど行います。

モデル:潘麗娜(はん・れいな)蘇麗太極拳スタジオ長         拡大画像表示

 太極拳の中で足上げ練習に行うものですが、エコノミークラス症候群の予防の場合は、無理なく行うために椅子に腰かけます。足を上げる高さは、できる範囲で構わないので、決して無理はしないでくださいね。

 この動きをすることで、骨盤の中の気血が流れ、足の血流を良くします。ポイントは、足の上げ下げの時、背中を丸めたり、骨盤が傾かないよう注意すること。呼吸がお腹の奥まで届くよう、姿勢を保つように心がけましょう。

●足上げ(2)

 次はこの足上げの応用で、膝に手を添えて足を上げます。

手はあくまで補助なので、手で足を持ち上げないように注意       拡大画像表示

 ポイントは、足の裏で天井を蹴る意識を持って膝を伸ばし、踵を蹴り上げ、つま先を鼻に向けることです。そうすることで、足の裏の筋が伸びる上、気血の流れが良くなります。

 こちらも左右8回行います。

 どちらの体操も、足を上げる・下げるをゆっくり行うと、足に意識が向き気血の巡りがよくなりますので、急いで足を動かさないように注意してください。

――実際にやってみると、足の裏の筋が伸びてすっきりします。

 そうでしょう(笑)。次にご紹介するのは、横になるだけのスペースしかなくてもできる方法です。これは気血の流れをよくするだけでなく、深いリラックス効果も得られるので、とてもお勧めです。

  ①まず仰向けに横たわります
  ②息をゆっくり吸いながら手足を握ります
  ③吸い切ったらそのまま息を止め、握った手足をさらにぎゅっとしめます
  ④呼吸を数秒止めたら、ゆっくり息を吐きながら、手足を広げていきます
  ⑤その後、自然呼吸で3~5回ゆっくり呼吸した後、同じ動作を行います

 10回ほど行うと、身体がずいぶん楽になります。ポイントは、息を吸うとき、吐くときはゆっくりと行うこと。後で述べますが、ゆっくりとした呼吸は、東洋医学でも太極拳でも重要な要素なのです。

呼吸にあわせて手足を握り、緩めることがポイント

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