「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2016年5月5日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 とはいえ、学校の早期再開を避難所住民も望むのは、今回の熊本地震でも同じです。

 そのことは、先の仙台市調査での「学校支援地域本部」を設置している学校でも、こんな温かな発言がありましたから。

3.11後の避難所の陸前高田市立米崎小学校で秋津コミュニティのおじさんが紙芝居で慰労中。2011年4月18日、筆者撮影

 「コーディネーターやボランティアは学校再開に向けての避難所閉鎖の時にこそ存在感が際だちました。避難住民と子どもたち、学校の様子がよく分かっているからこその活躍でした」と。

 さらには「今求められること!」では、以下のことも記しています。

 「保護者の多くが、子どもをひとりで自宅においておきたくないと考えています。また、子どもも地震への不安がぬぐえず、放課後子ども教室の需要がますます高まっています」

 「子どもたちの姿は、これまでに見たことのないようなオーバーアクションです。地域総ぐるみによる子育てこそ、復興には不可欠だと思います」

 またある程度落ち着いてからの課題に対する希望も記しています。

 「全国からのボランティアが去り、雪がちらつく頃にこそ本当の復興は住民の手によって進められていくものだと思います」と。

 これらの体験経験は、熊本の今後の復旧復興にも示唆するところが多いことと思います。

 熊本は、暑い夏に向かいます。ご自愛いただき心身ともにお元気になられることを祈念しています。

 てなことで、今回はマジなお話でした。

 はい、では次回まで、アディオス! アミ~ゴ!

  
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