定年バックパッカー海外放浪記

2016年8月14日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

[フランス中西部Le Puyからスペインの聖地Santiagoを経てMuxiaまで]
(2015.4.22-7.16 86days 総費用37万円〈航空券含む〉)

“上を向いて歩こう♬”

アルザック・アラジーケの教会

 5月27日 道標が聖地サンチアゴまでの距離が953kmを示していた。早朝から32km踏破、午後2時過ぎ丘の上に家が並んでいる人口1000人足らずのアルザック・アラジーゲ(Arzacq-Arraziquet)に到着。初めて雪を被ったピレネー山脈を遠望。ピレネーの向こうはスペインだと思うと心が躍る。

夕食の準備をするアルザック・アラジーケの慈善宿の代表

 5月29日 32kmを歩いて豊かな川が流れるナバランクス(Navarrenx)に到着。前日の宿の主人が電話連絡していたので慈善宿の代表は日本人が来るからとサプライズ料理を準備しているという。慈善宿がどういう財団の援助で運営されているのか分からないが施設全体に絵画や彫刻が溢れておりインテリアも凝っていて施設全体からアートが漂っている。慈善宿の代表と手伝い(hospetarian)の青年は巡礼者達との交流が大好きという雰囲気を醸し出しており10人ほどのゲストは心のこもった歓待に感激。

 トマトサラダにはチーズで“日の丸”と“日本”が描かれていた。スープ、魚のメインディッシュ、手製ケーキのデザートと豪華。冷え込んできたので暖炉に薪をくべる。食後は暖炉を囲んでソファーで寛ぎながら代表が歌い、手伝いの青年がギターで伴奏するシャンソン・タイムだ。代表がフランス語で声を掛けるとゲスト全員が代表に唱和して合唱となった。しばしば巡礼宿で聞く古来から伝わる「サンチアゴ巡礼のテーマソング」である。

(左)サラダの上にチーズで「日の丸」「日本」をつくり、ニッポンのオジサンを歓迎
(右)パエーリャ風のご飯の上にチーズでつくった「赤白の巡礼道進行方向のサイン」「巡礼道路番号GR65」を飾り、ゲストを歓迎

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