ネット炎上のかけらを拾いに

2016年6月21日

»著者プロフィール

 若者の飲酒喫煙や悪ふざけは、格好の炎上ネタとなる。いくら炎上が続こうが、ネット上に内輪ネタをアップして大バッシングを受けるケースは後を絶たない。今回の青学生の場合、「リア充に対するやっかみ」という声もあるのだが、しかし果たして、この学生たちは本当にリア充なのだろうか?

iStock

何が「ぴっぴっぴぴ」だ

 円陣を組んで「ぴっぴっぴぴ、ぴっぴーぴぴっぴ」と歌い踊りながら仲間を指さし、指をさされたものはまた他の者を指さす。SEIYUの鮮魚売り場で。

 やっている本人たち以外には、何が面白いのかまったくわからないだろう。内輪ノリで楽しんでいる人たちの嬌態は、傍観者からすれば不快でしかない。飲食店や花見の宴会場でもしばしば周囲を顧みないバカ騒ぎを見かけるが、よっぽどうるさくない限り、周囲の客は注意しづらい。酒を飲む場所だから多少の喧騒はお互い許し合おうというところはある。

 しかしそれがSEIYUの鮮魚売り場だったら。人々は自分が感じた不快を彼らにぶつけ、糾弾することに躊躇しないだろう。スーパーで踊ったらいけない。しかも集団で。そろそろ選挙権も持つであろう大人が。そんなの自明のことではないのか。

 6月中旬に青山学院大学の学生が炎上したのは、サークルの男女でSEIYUに買い出しに出かけた際、仲間内で流行っている「サンバゲーム」を行って歌い踊り、その様子をネット上にアップしたからである。説明するだけでバカバカしい。

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る