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2016年6月27日

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大西洋と太平洋を結ぶ中米パナマ運河の拡張工事が完成し、26日に現地で記念式典が開かれた。中国のコンテナ船が拡張後の運河を通過した第一号となった。

太平洋側のココリ水門に船が到着すると、花火が打ち上げられ、集まった群衆から歓声が上がった。

パナマのフアン・カルロス・バレラ大統領は、パナマ運河は世界を結びつけるルートだと述べ、拡張工事に携わった3万人近くの人々に感謝した。

77キロに及ぶ運河に新たな水路を設ける工事は2007年に始まり、当初計画では2014年に完成する予定だった。しかし、ストライキや建設費をめぐる問題で完成が遅れた。建設費は52億ドル(約7100億円)に上った。

米国が建設したパナマ運河は1914年8月に使用を開始。その後、1999年末にパナマに全面返還された。

パナマ運河では、1日あたり35から40余りの船が毎日通過する。拡張工事によって、これまでよりも新型で大型のコンテナ船の通過が可能になる。

パナマ政府は運河拡張による収益増を期待している。2015年の収入は26億ドルだったとみられる。

しかし、同じ中米のニカラグアが新たな運河を建設中で、パナマ運河との競合が予想される。議論を呼んだ全長278キロの運河の建設は中国系企業が請け負っており、水深や幅でパナマ運河を上回る。建設工事は2014年に始まり、建設費は推計500億ドル。

(英語記事 First voyage through expanded Panama canal)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36637459

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