BBC News

2016年6月30日

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トルコ最大の都市イスタンブールのアタチュルク国際空港で28日夜に起きた爆発・銃撃で、トルコのメディアは29日、死者の数が外国人13人を含む42人になったと伝えた。トルコのエルドアン大統領は、29日を国を挙げた犠牲者の追悼の日にすると述べた。

3人の襲撃犯はタクシーに乗って空港に到着。建物の入り口で発砲し始めた。警察から銃撃された後に自爆して死亡した。

当局によると、負傷者は239人で、そのうち41人が集中治療室で治療を受けている。

トルコのユルドゥルム首相は、初期段階の情報では過激派組織「イスラム国」(IS)の関与が示唆されると述べた。米中央情報局(CIA)のブレナン長官も、ISの「特徴が出ている」と語った。しかし、現時点で犯行声明は出ていない。

トルコの捜査当局は防犯カメラの映像や目撃者の証言、旅行客が携帯電話で撮影した動画を分析し、実行犯の身元の特定を急いでいる。

当局は、犯人らがトルコ国外から来た可能性を示唆したが、確認されていない。

AP通信によると、ユルドゥルム首相は、実行犯の一人が建物の外で自爆し、ほか二人が建物の中で自爆したと語った。

ソーシャルメディアに投稿された動画には、人々が犯人の一人の近くから逃れようとする様子が映っている。犯人は警察の銃撃を受けて床に倒れ、20秒ほど横たわった状態の後、自爆死した。

オバマ米大統領は、「文明社会全体に打撃を与えた憎しみのネットワークを解体するまで、我々が休むことはない」と述べた。

ロシアのプーチン大統領は、29日にエルドアン大統領と電話会談した際に、襲撃事件の犠牲者に対する哀悼の意を伝えた。電話会談は、エルドアン大統領が昨年11月のトルコ軍によるロシア軍機撃墜について「遺憾」と表明したことを受けて行われた。

欧州で3番目に利用客が多いアタチュルク国際空港での今回の襲撃を含め、トルコの首都アンカラと最大都市イスタンブールでは、今年初めから6回の主な攻撃事件が起きている。トルコを訪れる観光客の減少で、同国経済は打撃を受けている。

(英語記事 Istanbul Ataturk airport attack: Deaths rise to 42 as Turkey mourns)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36670043

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