佐藤悦子 バランス・マネジメント

2010年1月19日

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佐藤悦子 (さとう・えつこ)

クリエイティブスタジオ「SAMURAI」マネージャー

1969年東京生まれ。博報堂、外資系化粧品ブランドのAD/PRマネージャーを経て、2001年よりSAMURAIに参加。既存の枠組みにとらわれず、アートディレクションの新しい可能性を提案し続けるプロジェクトのマネージメント&プロデュースに幅広く携わる。著書に『SAMURAI 佐藤可士和のつくり方』がある。ブログは日々更新!
 

 ウェッジ・インフィニティ読者のみなさま、こんにちは。

 先週は、SAMURAI「サムライ」と私の仕事の概要についてお話をさせていただきました。

 今日は、私が仕事を進めていくうえで具体的に気をつけていることについて、少しご紹介させていただきます。皆様のお仕事のヒントになるところが少しでもありましたら、とても嬉しく思います。

かかわる人、すべてがハッピーになる仕事をしたい

 読者のみなさまが、仕事をする上で大切に思っていらっしゃることは何でしょうか?

 様々な業種の素晴らしいクライアントの方々とのたくさんのプロジェクトを通じて学ばせていただいた経験から、私にとっては「バランス」です。

 サムライは10人未満の小さい会社なので私は佐藤のスケジュール管理などのいわば秘書業務のようなことから、長期にわたって走っている複数のプロジェクトの契約や進行状況の確認などのプロデュース業務も担当しています。

 そのなかで私が心がけているのは「プロジェクトに関わる全員がハッピーだ」というポイントです。

SAMURAI マネージメントチーム

 「そんな理想論が可能なのか?」と疑問に思われるかもしれません。

 確かにそれはとてもパワーのいることであり、私自身、毎日試行錯誤の連続ではありますが。

 どのようなプロジェクトにも、クライアントもクリエイターなどの関わったスタッフも全員満足し、その結果、社会的にも何らかのインパクトがあるというポイントが絶妙なバランスで存在すると思いながら日々努力しています。

 「プロジェクトに関わるいろいろな方の様々な思惑の本質を読み取り、各々の譲れる点、死守すべき点を慎重に見極めながら最終的な落としどころを見つけてゴールを目指す環境を整えていくこと」

 が、私の仕事とも言えます。実際にそんな環境でスタートを切れたプロジェクトは、結果を出せているのではないかと思います。

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