BBC News

2016年7月27日

米アップルが26日発表した4-6月期決算で、主力製品iPhoneの販売台数は前年同期比15%減と2四半期連続で減少したものの、アナリストの予想は上回った。

4-6月期のiPhone販売台数は4039万台となり、アナリスト予想の4002万台をわずかに上回った。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「我々が予想していたよりも(中略)顧客から強い需要があった」と語った。

同社は7-9月期の売上高予想を455~475億ドル(約4兆7800億~4兆9900億円)とした。

iPhoneの販売台数は今年1-3月期に2007年の発売以来初めて減少した。iPhoneはアップルの売上高のおよそ3分の2を占め、純利益ではその割合はさらに高くなる。

アップルの4-6月期の純利益は78億ドルと前年同期比27%減少し、売上高は424億ドルと同14.6%減となった。

中国本土、香港、台湾の大中華圏での売上高は前年同期比33%急減した。アップルは、景気先行きの不透明感やユーザーによる機種更新の頻度低下が、売り上げ減の要因だとしている。

中国での売り上げはアップル全体の約4分の1を占め、欧州全体からの売り上げよりも大きい。

ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は、「中国の経済減速の兆候が一部出ていることは非常に明確で、適応しなくてはならない。我々は中国をよく理解しているし、将来について依然としてとても、とても楽観的だ」と述べた。

アップル株は上昇

アップルの業績はドルの為替レート上昇からも悪影響を受けた。

それでも、業績内容がアナリストの予想を上回ったことから、同社株は26日の時間外取引で7%以上上昇した。同社の株価は過去1年間で20%近く下げていた。

アエストリCFOは、iPhone6の販売が35%大幅増になった前年の4-6月期と比較した「アップ・ストア」や「アップル・ペイ」「iCloud」などのサービスを好調な事業部門として挙げた。

サービス事業の売上高はほぼ60億ドルで、前年同期比18.9%上昇し、iPhoneに次ぐ売り上げ規模となっている。サービス事業の成長は既存のユーザーからの収益増を意味するためアップルにとっては良いニュースだ。

(英語記事 Apple sees iPhone sales drop again but beats forecasts)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36901309

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