WEDGE REPORT

2016年8月13日

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田村明子 (たむら・あきこ)

ジャーナリスト

盛岡市生まれ。1977年米国に単身留学し、1980年から現在までニューヨーク在住。著書に『ニューヨーカーに学ぶ軽く見られない英語』(朝日新書)、『知的な英語、好かれる英語』(生活人新書)、『女を上げる英会話』(青春出版社)、『聞き上手の英会話』(KADOKAWA/中経出版)など。翻訳書も多数。フィギュアスケートライターとしても知られており、『銀盤の軌跡』(新潮社)などの著書もある。

 ニューヨークのリンカーンセンターで7月20日から24日の5日間、宝塚歌劇団OGが公演を行った。

 宝塚は過去にも2度ニューヨークで公演をしているけれど、今回の公演はこれまでとは違う。何しろ栄えあるリンカーンセンターフェスティバルに招聘されたのである。

ニューヨーク、リンカーンセンターフェスティバルにおける宝塚版「シカゴ」のリハーサル公演。中央が峰さを理(Getty images)

 今年20周年記念を迎えたリンカーンセンターフェスティバルとは、毎年7月に世界中からダンスカンパニー、オペラ、演劇、オーケストラなど多彩な舞台芸術を集めた、言ってみればニューヨークの芸術祭だ。

 日本からはこれまで、すでに常連である歌舞伎の平成中村座、勅使川原三郎、蜷川カンパニー、宮本亜門などの一流どころが招聘されて、今年は観世宗家の能も公演を行った。宝塚は今回が初参加である。

ミュージカルの本場で「シカゴ」

 今回の宝塚の演目は、ミュージカル「シカゴ」だった。言わずと知れたブロードウェイの名作で、伝説的なボブ・フォッシーによる振付。過去にトニー賞をいくつも獲得したヒット作品だ。

 宝塚バージョンは、宝塚歌劇100周年を記念して2014年に制作されたもので、台詞は全て日本語。会場となったリンカーンセンターのデビッド・コッチ・シアターで舞台の上に電光掲示板が設けられ、英訳が流れた。

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