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2016年8月1日

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ドイツ西部のケルンで31日、トルコのエルドアン大統領を支持する人々が大規模なデモを行った。前日にはドイツの憲法裁判所がエルドアン大統領演説のビデオ中継を禁止するなど、両国の外交的緊張が高まっている。

ドイツのメディアによると、少なくとも3万5000人がデモに参加した。在ドイツ・トルコ人会によると、同国内には、推計約300万人のトルコ人が在住し、その多くが昨年11月の総選挙で与党・公正発展党(AKP)に投票したとみられる。

ケルンを訪問したトルコのクルチ青年スポーツ相は、「ドイツにいる我々の同胞が民主主義を擁護し、クーデターの試みに反対してくれたからここにいる」と述べた。クルチ氏はドイツ出身。

デモでは参加者の前で、支持に感謝するエルドアン大統領のメッセージが読み上げられた。

デモに参加していた女性は、「エルドアン大統領を支持するデモだとよく言われているが、そうじゃない。クーデターに反対するデモだ」と語った。「このようなクーデターに反対し続けるのは人類の義務だ」と語った。

ケルンでは2700人近い警官が動員された。極右集会も同時に開かれたが、トルコ系住民のデモに近づけないよう規制されていた。

デモでの主張に反対する人々も少数ながらいた。グリスタン・ギュルさんは、エルドアン大統領に反論することは非常に重要だと語った。

「(エルドアン大統領)は国民への権力を、一手に掌握しようとしている」とし、「私たちは独裁に反対する。クルド人は抑圧されている。アルメニア人は抑圧されている。ほかの少数者や宗教も抑圧されている」とギュルさんは語った。

ドイツのメディアは、憲法裁判所の判断は、社会の秩序維持への懸念によるものだと伝えている。

トルコのチェリキ欧州連合(EU)担当相は、ツイッター上で憲法裁判所の判断を批判した。トルコ大統領府報道官も、ドイツ政府はエルドアン大統領に対して「十分な説明」をするべきだと語った。

エルドアン大統領は、先月15日のクーデター未遂の黒幕は米国在住の宗教家・社会運動家のフェトゥラ・ギュレン氏(75)だと主張している。

クーデター事件後、軍・政府関係者などに対する大規模な粛清が行われているが、先週末には、1389人の兵士がクーデターへの関与の疑いで新たに解任され、軍の解任者は合計3000人以上に上った。

(英語記事 Thousands march in Germany in support of Turkey's President Erdogan)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36938776

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