BBC News

2016年8月9日

パキスタン西部クエッタの病院で8日、自爆攻撃で少なくとも70人が死亡、約120人が負傷した。反政府勢力「パキスタンのタリバン運動」(TTP)の分派が犯行声明を出した。

病院には、同じ日に銃撃され死亡した有力弁護士ビラル・カシ氏に弔意を表す人々が集まっていた。犠牲者の中には弁護士やジャーナリストが含まれている。

TTPから2年前に分派したジャマート・ウル・アフラル(自由戦士の党)は、カシ氏の殺害についても犯行を認めている。地元バルチスタン州弁護士会の会長を務めるカシ氏はクエッタの裁判所に向かう途中で銃撃に遭った。

ジャマート・ウル・アフラルはこのほか、パキスタン東部ラホールの公園で今年3月に起きた自爆攻撃など、主要な攻撃事件にも関与したとしている。イースター(復活祭)を祝う人々が集まっていた公園での爆発では、多数の子どもを含む70人以上が死亡した。

バルチスタン州はパキスタンで最も貧しい地方で、暴動が長年起きている。

クエッタではここ数週間、弁護士を含む多数の人が殺害されており、カシ氏は攻撃を強く批判。カシ氏は先週、同僚の殺害に抗議するため、裁判を2日間ボイコットすると発表していた。

8日の爆発攻撃を受けて、パキスタンのナワズ・シャリフ首相と軍トップのラヒール・シャリフ陸軍参謀長がクエッタを訪問し、地元の治安当局者と協議した。

(英語記事 Quetta hospital bombing: Pakistan Taliban claim attack

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37018804

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