BBC News

2016年8月18日

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リオデジャネイロ五輪の陸上男子棒高跳びで決勝を逃した日本の荻田大樹選手(28)について、男性器がバーに引っかかったためにクリアできなかったとの憶測がインターネット上で広がり、話題となった。

空中の荻田選手のショーツのふくらみがバーに触れた様子が、性器が当たったように見えると一部で言われ、映像がネット上で拡散された。

跳躍ではすでに足が最初に当たっていたが、最終的には手が触れてバーは落下した。

荻田選手は、「まさか海外メディアにここまで陥れられるとは思いませんでした。真実ならともかく、ここまで面白おかしく偽造されて罵られるとさすがにショックです」とツイートした。

シンガポールの棒高跳びコーチ、デイビッド・エオ氏はBBCに対し、撮影していたカメラが不運な角度にあったせいだろうと話した。

「彼はバーをかなり越えていた」とエオ氏は言い、「バーは落ちる状態にあった。ユニフォームのしわが、ちょうどそこにできてしまったのではないか」と語った。

荻田選手は2回目の跳躍に成功したが、最後の跳躍で5.45メートルだったため、失敗回数が響き、決勝に進めなかった。

しかし、荻田選手のファンたちはツイッターで応援コメントを寄せ、報道は悪意のあるものばかりではないと荻田選手を勇気づけた。

「wotarou0019kota」さんは、「気にしないで前向きにやって下さい! 自分も陸上やってますがハプニングはたまにあります。世界の舞台に立てるだけですごいんですから胸を張ってこれからも跳んで下さい!」とメッセージを送った。

荻田選手は報道などに驚きながらも、棒高跳びの競技に関心をもってもらえる機会にしたいとツイッターでコメント。「正直キツイですが、ある意味注目を受けているのでそれもチャンスかなと思います。しっかり結果を出して見返してやろうと思っています」。「この際、ネタでもなんでもいいので1度、競技場で試合を見てください。棒高跳びの良さが少しでも伝わればと思います」。

最終的には、荻田選手も一連の騒ぎを笑う余裕を得たようだ。ツイッターには、「あらためて見ると自分でもウケる。笑」という同選手のコメントがあった。

(英語記事 Olympic pole vault penis claim denied by Japan athlete Hiroki Ogita

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37114511

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