筆者プロフィール
このコラムについて

金児昭(かねこ・あきら)
経済・金融・経営評論家、信越化学工業顧問、日本CFO協会最高顧問。1936年生まれ。61年に信越化学工業に入社し、以来38年間経理・財務部門の実務一筋、92~99年常務取締役。99年に退職し、同社顧問。公認会計士の試験委員や金融監督庁の顧問などを歴任。会社員時代から執筆活動を始め、著書は「『利益力世界一』をつくったM&A」(日本経済新聞出版社)「自由と自己規律」(税務経理協会)「金児昭の七人の社長に叱られた」(中経文庫)など100冊を超える。

信越化学工業で38年間、経理・財務部門一筋に歩み、「会計の神様」と呼ばれる金児昭氏が、上司に叱られ続け、挫折を繰り返した会社員生活を振り返り、厳しい現代を生き抜くための「ペコペコ・サラリーマン哲学」を説く。

日本最古・2万年前の人骨、石垣島に

  沖縄・石垣島の白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴遺跡で出土した人骨が、炭素年代測定によって約2万年前の旧石器人の骨であることが4日、わかった。放射性炭素を直接測定した人骨としては日本最古。・・・
※朝日新聞のニュースサイト、asahi.comからの引用。以下、こちらをご覧ください。

 小沢一郎・民主党幹事長不起訴と、横綱朝青龍引退という二つの大事件に揺れた2010年2月4日(木)、このもう一つのビッグニュースに私は興奮状態になりました。

  『楽しく覚える日本史年代「ゴロ合わせ」』(金児昭著、中央経済社)
は「1万年前」の縄文時代から始まっている

 私がいままで知っていたのは、日本人は1万3千年くらい前から日本に住みついていたということでした。このコラムの第11回で、歴史への苦手意識を克服しようと『楽しく覚える日本史年代「ゴロ合わせ」』(中央経済社)という本を書いたことを紹介しましたが、この本も「1万年前」の縄文時代から始めています。

 ところが一挙に「2万年前」という数字が出てきたのです。これは大興奮です。

 「鶴は千年、亀は万年」といいます。自分のことを「亀」と呼び、「国民と鳩山首相を竜宮城につれていってやる」(週刊現代2月6日号より)と言う亀井静香君ですが、長生きの亀でも1万年。亀井君や私たち高校同窓生の先祖が、2万年前からこの日本に住んでいたとは、驚きです。

 このニュースに比べれば、小沢幹事長不起訴も朝青龍引退も、せいぜい過去10年くらいの事柄で、小さい小さいものです。

 だが、待てよ! どんな小さなことでも国民の心のもちようとなると、無視するわけにはいかないのです。

「小沢氏不起訴」に思うこと

 翌日(2月5日)の読売新聞1面は印象的でした。「小沢氏不起訴」と題したニュースのなかに、小沢氏と距離を置く民主党中堅議員による「政界の横綱は潔くないな」というコメントを書き入れ、隣に「朝青龍が引退」というニュースを配置しています。朝青龍問題は、彼が自ら相撲界から引退するということで、一件落着となり、一般の人々の意見は「当然だ」と「残念だ」に分かれています。

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