佐藤悦子 バランス・マネジメント

2010年2月9日

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佐藤悦子 (さとう・えつこ)

クリエイティブスタジオ「SAMURAI」マネージャー

1969年東京生まれ。博報堂、外資系化粧品ブランドのAD/PRマネージャーを経て、2001年よりSAMURAIに参加。既存の枠組みにとらわれず、アートディレクションの新しい可能性を提案し続けるプロジェクトのマネージメント&プロデュースに幅広く携わる。著書に『SAMURAI 佐藤可士和のつくり方』がある。ブログは日々更新!
 

 ウェッジ・インフィニティのみなさま、こんにちは。

 今週は、優先順位の見つけ方についてです。

 先週、「完全部外者の素人」の立場を忘れずに仕事を進めていく姿勢を大切にしていることをお話しさせていただきました。 

優先順位をつけるのは、実はそれほど難しくはない

 言うまでもないことですが、私たちは、時間、体力、集中力はもちろん一度に目を配ることのできる量など、限られたエネルギーのなかで、活動しています。その中でスムースにプロジェクトを進めていくには「今、いちばん優先すべきは何か」を常に考えていることが不可欠だと思っています。

 長期的なタスクや、今日または数日以内にというタスク、さらには日々のコミュニケーションにおいて―――そのすべてを視野に入れてものごとの優先順位を判断していますが、そのため優先順位にも今日の優先順位、一週間以内、一ヶ月、というようなレイヤーが出来ます。

 というと難しい話のようですが、実はとてもシンプルなことなのです。

“すべきこと”と“自分がいかに快適に過ごせるか”の両方を考える

 優先順位について迷う場合の多くは、大きなプロジェクトの中で求められる自分の役割と日常の中で発生する日々の細々とした、でもそれをおざなりにはできないような多くの作業に挟まれて……ということではないでしょうか。

 確かに対外的な発表やプレゼンテーションを控えた大々的な仕事の場合、要求されるレベルも高く、乗り越えていかなければならないハードルも多いので、そのことで頭も心もいっぱいになりがちです。そんな大プロジェクトがいくつも同時進行している場合はなおさらでしょう。でも、厄介なことに“ルーティン”とも言える日々の作業は、それとは関係なしにどんどんたまっていきます。

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