WEDGE REPORT

2016年9月16日

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ーー スクワットも確かに楽しそう。神宮ではライトスタンドのヤクルトファンも、広島戦では普段からよくスクワットやってますよ。体力使って大変そうだけど。見ず知らずの隣近所の席の人といっしょになって喜ぶ確率も、他球団のファンに比べて高い気がします。

あや 野球を知らない人の、球場初体験が「あれ」だという点も大きいんじゃないですかね。

ーー といいますと?

あや 野球を見たことがないから好きな球団もない。先入観が全くなくていきなりあの応援を体験すると、よけいハマるような気がします。

ーー なるほど。プリンス堂林をきっかけに球場に足を運んだけれど、かわいいユニフォームと応援にはまって継続的に球場に足を運ぶファンとして定着した、というプロセスですね。皆さん、今日はありがとうございました。

 あくまで筆者の肌感覚だが、カープファンは他球団のファンに比べて、カープの素晴らしさを周囲の人に「啓蒙」する活動に積極的な気がする。筆者の知人の一人は福岡出身でもともとはホークスファンだった。だが、応援していた選手の放出をきっかけにホークスファンをやめた。

 そんなタイミングで友人に誘われて行った、カープファンが集まる居酒屋で「ユニフォームあげるから応援に来て」と言われて神宮に行き、ハマったという。

 アットホームなチームの雰囲気、守備がうまいタナキクマルトリオなどスター性の高い選手の存在。そこにユニフォームのかわいさと応援の楽しさ。カープの魅力を伝えて回る広島出身者をはじめとするカープファンの地道な啓蒙活動こそが、首都圏でのファン大増殖の理由なのかもしれない。

  
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