書籍詳細

天馬の脚
室生犀星 著

自伝的小説で新進作家として文壇に地歩を築いた犀星は、小説、随筆、評論、詩、発句、時評と、書きに書いた。奔馬のごとく疾駆した酬いか、精神的な危機に陥った犀星に追討ちをかけたのが盟友芥川龍之介の自死だった。十年余を過した田端の居を引払い、犀星は心機一転出直しをくわだてる。本書は、そうした転機に当る時期の随筆を集成したもので、多彩な文業のなかに天翔ける馬を夢見る犀星の真情が仄見える。

<書籍データ>
◇文庫:448頁
◇定価:本体838円+税
◇2010年2月20日発行

<著者プロフィール>

室生犀星(むろお・さいせい)
詩人、小説家、随筆家。1889年(明治22)石川県金沢市生まれ。本名照道。少年時に俳句を始め、詩、短歌にも手を染める。北原白秋に認められ、白秋主宰の「朱欒(ざんぼあ)」に寄稿。萩原朔太郎と親交をもつ。『幼年時代』『性に目覚める頃』等により小説家としての地歩を築く。1962年(昭和37)没。主要作品に、『庭をつくる人』(ウェッジ文庫)、『文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子』(ちくま文庫)、『哈爾濱詩集・大陸の琴』『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ 』(講談社文芸文庫)、『随筆 女ひと』(岩波文庫)ほか多数。

天馬の脚

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