2024年4月19日(金)

古希バックパッカー海外放浪記

2016年10月16日

鉄人氏は陸海空の王者

Portmarineの祝祭にパレードする司祭と教会の信者

 Nさんは私よりやや小柄であるが日頃から鍛錬しているらしく身のこなしが敏捷である。欧米人に人気のニンジャ(忍者)のようだ。聞くと週二回ジムでマシントレーニング、水泳。ランナー仲間と毎年海外のマラソン大会に参加。さらに週末にはイタリアの大型バイク“モトグッチ”で海や山へツーリング。そして夏は若いころからやっているサーフィン、退職後に資格を取得したスキューバダイビング。

 冬は、これまた退職後に始めたというスノボーに夢中で今年は一家5人でスキー・リゾートに行く計画という。さらに驚いたことに退職後にパラグライダーを始めて沖縄はじめ日本各地に遠征して空を飛んでいる。この貪欲な生き方に少々驚いていると「人生でやりたいことを全てやるというのが退職後の私の哲学です」と断言。

鉄人は画家であり哲人であった

Portmarineのフェスティバルのラテンバンドによる野外コンサート

 このカッコイイ生き方に圧倒されていると更に驚くべき発言。「実は平日は朝9時から夕方5時までは絵を描くのが日課なんですよ。家内も書道や音楽などで忙しいので掃除・洗濯・炊事など家事も分担しているんですよ。絵を描くという作業は精神的に煮詰まるので家事は気晴らしにもなるんですよ。」と事もなげに話す。午前中に買い物して5時頃からワインをチビチビやりながらご長女と一緒に一家の夕食を準備するのが楽しいという。


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