BBC News

2016年10月18日

米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が過去に女性についてわいせつ発言をしたり、複数の女性が過去に性的暴行や暴言を受けたと名乗り出ている問題で、メラニア・トランプ夫人は17日、米CNNに出演し、自分の夫は「紳士」だと主張した。また性的暴行を受けたと発言している女性たちは嘘をついていると非難した。

トランプ氏の11年前のわいせつ発言ビデオが7日夜に浮上して以来、初めて公の場で発言するメラニア夫人はCNNのインタビューに対し、NBC番組の収録前に「スターなら女性は何でもやらせてくれる」と述べ、女性にキスして女性器をわしづかみにするなど発言していたことについて、「男の子の軽口」のようなものだと擁護した。

「夫には、不適切な言葉遣いだった、受け入れられないと伝えました。そして私はびっくりしていました。私が知る人はあのような人ではないので」

夫人はさらに、トランプ氏の発言は司会者ビリー・ブッシュ氏に煽られての発言だと説明。「司会者に、汚い悪いことを言うよう、そそのかされて、煽られたんです」と述べた。ブッシュ氏はビデオ暴露を受けてNBCに解雇されている。

このビデオを機に複数の女性が、強引に触れられたりキスされたりしたと名乗り出ていることについては、「女性を尊重している人で、嘘をつかれているので、自分を守っているのです」と説明。

「夫を信じています。夫は優しい人で、紳士です。あんなことは絶対にしません」とメラニア夫人は話した。

さらに夫人は、女性に関するスキャンダルは、民主党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営とマスコミが「作りだしてまとめあげたもの」だと批判。「(マスコミは)詳しく伝えているけれども、この女性たちの身元を確認したのでしょうか? 具体的な事実が何もない」と述べた。

また妻の自分の目の前で、いろいろな女性がトランプ氏に近づき、不適切なふるまいをし、電話番号を渡してくるのは、よくあることだとメラニア夫人は話した。

メラニア夫人は、わいせつ発言ビデオが公表されて間もなく、夫による表現は不愉快だが謝罪を受け入れるとコメントを発表していた。

大統領選の投開票日は11月8日。各種世論調査によると、主要激戦州でトランプ氏はクリントン氏に差を付けられている。

<クリントン氏とトランプ氏の最新支持率。BBCが示す両候補の支持率は直近5種類の全米調査の中央値>

(英語記事 US election: Donald Trump accusers telling lies, says Melania

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37687334

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