仕事の失敗を実力に変えるメンタルトレーニング講座

2016年10月25日

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大儀見 浩介 (おおぎみ・こうすけ)

メンタルトレーニングコーチ

1979年、静岡県清水市生まれ。東海大学第一中学校サッカー部時代に全国優勝を経験。東海大学一高では主将として鈴木啓太選手とプレー。東海大学進学後、高妻容一研究室にて応用スポーツ心理学(メンタルトレーニング) を学ぶ。現在はスポーツ、ビジネス、教育、行政など、様々な分野でメンタルトレーニングを指導。年間250本の講演活動を行う。12年、メンタルトレーニングを広く伝えるため株式会社「メンタリスタ」を立ち上げ、代表取締役に就任。静岡県スポーツ振興推進審議会委員。帝京平成大学非常勤講師。

パンダの絵を描いてみよう

 理想的なやる気である内発的なやる気は、自分自身でものごとを決定したり選択したりして、成功のイメージを少しずつつくり上げていくことで高まっていきます。自分以外の人や周りの環境によってやらされている状態を、能動的に脱却していく過程から育っていくのです。

 そこで重要となる心理的スキルが、「目標設定」です。みなさん、まず、紙とペンを準備してください。準備ができたら、20秒間、夢のような大きな目標をイメージしてみてください。

 頭の中に夢のイメージはでき上がりましたか?

 次に、先ほど準備した鉛筆を持ち、紙にパンダの絵を描いてみてください。描き終えたら確認してみましょう。

 ①パンダの顔は、どこが黒く、どこが白いですか?
 ②尻尾は何色ですか?
 ③前足、後ろ足、背中の模様はどのようになっていますか?

 では、インターネットなどでパンダの画像を探して、実際のパンダと描き終えたパンダを比べてみてください。

 自己採点をしてみましょう。100点満点中、何点をつけますか?

iStock

イメージと現実のギャップに気付く

 パンダを動物園で見たら、誰でもすぐにパンダだとわかるでしょう。それは、頭の中に、パンダという動物のイメージがあるからです。しかし、頭の中のパンダのイメージを、「書く」という形で実際に表現しようとするのはとても難しいということはすでにおわかりになったはずです。みなさんが描いたパンダを見てください。そこには、「イメージと現実のギャップ」が見えるはずです。「なんかおかしい」「どこかが違う」パンダが、そこにあるのではないでしょうか?

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