BBC News

2016年10月20日

»著者プロフィール

シリアのアサド大統領のアスマ夫人は、ロシアのテレビ局とのインタビューで、内戦が続くシリアから安全に出国させるとの提案があったが拒否したと語った。

アスマ夫人は、避難の提案が、夫アサド大統領の政権弱体化を狙ったものだったとの見方を示したが、提案をしたのは誰なのかについては明らかにしなかった。

ロシア政府が後押しするテレビ局「ロシア24」とのインタビューでアスマ夫人は、ロシアによるアサド政権支援を「尊い行動」だとして、謝意を表明した。

アスマ夫人のソーシャルメディアのページには、同夫人が孤児や負傷者と面会する様子を撮影した写真が多数掲載されている。アスマ夫人はインタビューで、「この場所に最初からいたし、別の場所に行こうと思ったことはない」と述べた。

アスマ夫人は、「シリアを離れる、いや、シリアから逃げる提案があった。私の子どもたちの安全と保護の約束、金銭的な保証もあった。それほど頭が良くなくても、本当の狙いが何かは分かる。大統領に対する信頼をわざと地に落ちさせようとしているのだ」と語った。

アスマ夫人はロンドン出身で、投資銀行勤務の経験がある。アサド氏と2001年に結婚した。アサド氏は前年、1971年から政権の座にあった父親ハフェズ・アサド前大統領の死去に伴い大統領に就任していた。

シリア内戦は、民主化を求める人々がアサド大統領の辞任を求めて2011年3月に起こした抗議活動から始まった。政権側は抗議活動を暴力的に制圧しようとした。

国連のステファン・デミストゥラ特使は先に、シリア内戦の犠牲者が最大40万人に上った可能性があると述べている。

(英語記事 Syria First Lady Asma Al-Assad 'rejected offer of asylum'

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37700381

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る