進化する「食」

2016年11月10日

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1日の食事の配分は2:1:1が太りにくい

 「そんなに食べていないのに、太りやすい」という人の中には、太らないようにするためにわざと朝食を抜いている人も少なくありません。しかし、エネルギーはとっていなくても、代謝が悪かったり、食べるタイミングを間違えているために太りやすくなっていることも十分あり得るのです。

 また、一日の食事の割合は、「朝食:2、昼食:1、夕食:1」くらいにすると最も太りにくいといわれています。しかし、現代人のライフスタイルからすると、これを実践するのは少し難しいかもしれません。どうしても夕食が多くなりがちです。

 アメリカで行われたマウスの実験によると、夕食に脂肪が多い餌を与えたグループの方が、朝食に脂肪の多いものを食べたグループよりも肥満やインスリン抵抗性(インスリンの効きにくさ)が増えていたことが報告されています。

 食事の量が減らせない場合は、せめて夕飯にトンカツや鶏のから揚げなど、油っこいものは控え目にするぐらいの工夫は必要かもしれません。

 さらに、家族と同居している女子大学生を対象に行ったアンケート調査の結果では、朝型の人は「米飯や果物、野菜、卵、乳製品」を好み、炭水化物の摂取が多いのに比べて、夜型の人は麺類や菓子類を好み、脂肪の摂取が多いこと等も報告されています。

 昔から、朝食はしっかり食べるようにといわれてきましたが、どんな食品を組み合わせればよいのか、また、どのような配分で食事をとればよいのかも考えると、さらに効果的なダイエットになるでしょう。

【食生活を見直して肥満を解消】
原因☞・朝食を抜く
    ・深夜のダラダラ食いや深夜の飲食
対策☞・バランスの良い食生活にする(主食+主菜+副菜を揃える)
    ・食事はなるべく決まった時間に食べる
    ・夕食は腹八分(特に油っこいものを控える)を心掛ける

(編集・鮎川京子)

 

  
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