BBC News

2016年12月6日

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安倍晋三首相は5日、米ハワイの真珠湾を訪問すると発表した。日本の現職首相にとって、初めての訪問となる。今月27日にオバマ米大統領と共に、追悼施設などを訪れる。

安倍首相は官邸で記者団に対して、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、その未来に向けた決意を示したい、こう思います。同時に、正に日米の和解、この和解の価値を発信する機会にもしたいと考えています」と説明した。

日本軍は1941年12月7日(日本時間8日)に真珠湾の米海軍基地を奇襲。米兵2300人が死亡し、米国は第2次世界大戦に参戦した。

日本軍による真珠湾攻撃から75周年を2日後に控えての発表となった。今年5月には、オバマ氏が現職米大統領として初めて、広島を訪問。広島平和記念資料館(原爆資料館)を視察し、原爆死没者慰霊碑で献花している。1945年の原爆投下によって、広島では約15万人が死亡したとされている。

日米両首脳は、真珠湾攻撃の追悼施設を訪れるほか、ハワイで最後の首脳会談に臨む予定。

米ホワイトハウスは、「かつての敵国同士が、共通利益と共有する価値観で結ばれ、最も近い同盟国となった。和解の力強さを示す」訪問となるとコメントした。

安倍首相は、退任を控えるオバマ大統領との最後の首脳会談について、「ハワイでの会談は、この4年間を総括をし、そして未来に向けて更なる同盟の強化の意義を世界に発信する機会にしたいと思います」と述べた。

真珠湾攻撃75周年の追悼式典は、湾を見下ろす埠頭で開かれる。攻撃が始まった現地時間7日午前7時55分に、1分間の黙祷が捧げられる。

(英語記事 Shinzo Abe to be first Japanese PM to visit Pearl Harbor

提供元:http://www.bbc.com/japanese/38217907

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