BBC News

2016年12月13日

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ドナルド・トランプ次期米大統領は12日、所有する事業と大統領職との間に生じる利益相反の可能性を排除するための対応策の発表を、当初予定されていた今週15日から来月に延期すると発表した。

トランプ氏はまた、国家経済会議(NEC)の委員長に、米金融機関大手ゴールドマン・サックスの社長兼最高執行責任者(COO)のゲリー・コーン氏を指名すると発表した。

トランプ氏が次期政権の閣僚級メンバーにゴールドマン・サックス関係者を選ぶのは、財務長官への起用が決まったスティーブン・ムニューチン氏と首席戦略官に任命されたスティーブ・バノン氏に続いて、コーン氏が3人目となる。

トランプ氏は国務長官の指名を13日朝に行うとしている。

メディア各社は、トランプ氏の「利益相反」対応策の発表が延期された背景には、同氏が次期政権の主要閣僚の選定に力を入れていることがあると示唆した。

しかし、トランプ氏の政権移行チームの広報担当者、ショーン・スペンサー氏は延期の理由について、「適切な手順を踏むため」と説明した。

同氏は、AP通信の取材に対して電子メールで返答し、「著名な不動産や成功事業があまりに多いことから、国がトランプ氏の唯一の関心であり続け、同氏が編成した世界トップレベルの閣僚に助けられながら、野心的な政策課題を実現するために、発表を1月に変更し、法律顧問チームが適切な手順を踏む十分な時間を確保できるようにした」と述べた。

トランプ氏は、各地のホテルのほか、英スコットランド地方2カ所を含むゴルフコースなど、米国内外で幅広く事業を展開している。

(英語記事 Trump delays announcement on his business empire

提供元:http://www.bbc.com/japanese/38298642

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