BBC News

2017年1月23日

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西アフリカのガンビアで、ヤヤ・ジャメ前大統領が昨年12月の大統領選結果を受け入れず退陣を拒否していた問題で、ジャメ氏は21日、退陣を受け入れ空路で出国した。アダマ・バロウ新大統領の顧問によると、政府資金1100万ドル以上の所在が不明となっている。

新大統領顧問のマイ・アハマド・ファティ氏によると、財務専門家たちが行方不明となった資金の額を算定中だという。

ジャメ前大統領が出国する際には、チャド国籍の貨物機に高級車などが積み込まれる様子が目撃されていた。

近隣国の首脳らが仲介し、軍事介入の圧力もかかるなか、22年間政権の座にあったジャメ大統領はようやく退陣を受け入れた。

バロウ新大統領は現在も隣国セネガルに滞在しており、帰国するのかどうかは不明。

一方、西アフリカ諸国の軍隊は22日にガンビアの首都バンジュールに入り、バロウ氏の到着に向け準備を進めた。兵士らが大統領官邸を掌握するなか、人々は歓声を上げて歓迎した。

西アフリカ諸国5カ国の合同軍を率いるセネガルの将軍は、「戦略的な地点」の掌握は「市民の安全を確保し、(中略)バロウ氏が順調に職務を始められるようにするため」だと述べた。

ファティ氏はセネガルの首都ダカールで記者らに対し、ガンビア政府の資金繰りが困難な状況にあると語った。同氏によると、「国庫はほぼ空」で、「財務省の技術系職員とガンビア中央銀行がそれを確認している」という。

ファティ氏は、ジャメ前大統領が過去2週間で1100万ドル以上を国庫から盗み出したと主張している。BBCは主張内容を独自に確認できていない。

ファティ氏はさらに、ガンビアの主要空港の関係者たちには、ジャメ氏の所有品を通関させないよう指示が下っていると語った。

ジャメ氏は現在、赤道ギニアに滞在していると報じられているが、当局者は認めていない。一部報道によると、ジャメ氏がガンビア出国後に立ち寄ったギニアに同氏の所有品が置かれている。

ジャメ氏は当初、先月1日に行われた大統領選挙でバロウ氏が勝利した結果を受け入れるとしていたが、選挙手続きに不正があったとして、やり直しを求めていた。

ジャメ氏の対応には国際的な批判が集まり、15カ国で構成される西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はジャメ氏に対し、自主的な退任か軍事行動による強制的な退任かを選ぶよう要求していた。

(英語記事 The Gambia 'missing millions' after Jammeh flies into exile

提供元:http://www.bbc.com/japanese/38714659

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