2010年6月号
2010年6月号

特集:東京の庭

じつは、江戸は「庭園都市」だった。 一七世紀末の元禄ごろには、大小あわせて九〇〇とも一〇〇〇とも言われる大名屋敷があり、なかでも「下屋敷」と呼ばれた別邸には、泉水(池)を配した広大な回遊式庭園が造られ、大名自らが憩い、また社交の場とした。 しかし明治を迎えて、時代は大きく変わる。多くの大名屋敷は、 維新以来国家に功績があったとされる元勲や、富を得た実業家らの手に渡る。 また、京都から東京に本邸を遷した皇族が大邸宅を構え、庭園を造った。 多くは和風庭園であったが、西欧への憧れから洋風庭園も登場。 そのほかに宮内庁管轄の庭、明治神宮管轄の庭、小説家や豪商の私邸の庭もあり、 緑豊かな「東京の庭」が出現することになる。
──木々の緑の美しい季節。いざ「東京の庭」散策へ……。
飯田安国・写真

京都の路地 まわり道
千 宗室・文 井上隆雄・写真
歩く人

今月の旅指南
富山県砺波市・となみ夜高まつりほか

特集
東京の庭    飯田安国・写真
●「東京の庭」鑑賞法 鈴木博之・文
●普段着の東京名庭ツアーへ 山下裕二・案内人 入澤 誠・文

今を決めたあの時
吉永みち子・文 赤城耕一・写真
小池邦夫 絵手紙の力

個人美術館ものがたり
赤瀬川原平・文 川上尚見・写真
喜多美術館田園の孤独な目の軌跡

ひとときエッセイ「そして旅へ」
高橋 敏
荒神山の血闘と子分の死

伊勢、永遠の聖地
千種清美・文/写真
生気あふれる、夏の夜の大祭

万葉から吹く風
多田一臣・文 井上博道・写真
悪口の歌

粋を継ぐわざ
田中敦子・文 渞 忠之・写真
「江戸すだれ」 田中義弘

「新幹線俳句大賞」受賞作品紹介
(JRグループ賞①)

名作のひととき
中西 進・文 林 義勝・写真
伊賀上野・乱波の流離と愛司馬遼太郎『梟の城』

ちょっと寄り道うまいもの
森枝卓士・文/写真
“変化
を楽しむ 東京ナイトツアー

鉄道の殿堂
梅原 淳・文/写真
新幹線より二〇年も古い、新幹線のトンネル

芭蕉の風景
小澤 實
中尊寺金色堂 岩手県平泉町

古代史紀行 アキツシマの夢
河 貴一
古代出雲王国を探る 遺跡編

旅の小箱 from JR西日本、JR東海
●初夏の京都で若葉を愛でる 祇王寺、高桐院の「青もみじ」
●平城遷都1300年の特別な年、天平の息吹を伝える唐招提寺へ
●大山・鬼太郎キャンペーン・ヘルシーがうれしい初夏の山陰へ
●奈良デスティネーションキャンペーン・
おトクなきっぷとタクシー観光
●岡山後楽園「幻想庭園」を満喫するなら
ホテルグランヴィア岡山へ

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