書籍詳細

ほろにが菜時記
塚本邦雄 著

目次
立ち読み

『毎日新聞』『朝日新聞』の書評で紹介されました!!


歳時記は、四季折々の風物を愛でる日本人の生活に密着した形式として、日本の伝統文化を形作ってきました。本書は、屠蘇や七草といった正月の行事に始まり、百合根・山椒・たけのこ・みょうが・ほうれん草などの野菜・根菜から、柿・あんず・ざくろ・いちじくなどの果実、しじみ・あゆ・たら・牡蠣などの魚介類にいたるまで、四季の食材を取り上げて、日本人の食生活を歴史や地域とのかかわりで解説した読みものです。
博識無双の著者のことゆえ、食材の名称、調理法、故事来歴は古今東西に及び、引用される挿話は日本の古典から旧約・新約聖書まで広範にわたります。むろん短歌・俳句の引用にも事欠かず、みごとな詞華集ともなっています。
本書は、全国の味の名店の連合PR誌「味覚春秋」に1985年から2000年まで16年の長きにわたって連載された未刊のエッセイから抜粋したもので、著者の『味覚歳時記 木の実・草の実篇』(角川選書・1984年)と好一対になる内容の本です。

<書籍データ>
◇四六判並製、244頁
◇定価:本体1,400円+税
◇2010年5月20日発行

<著者プロフィール>
塚本邦雄(つかもと・くにお)
1920年、滋賀県生まれ。歌人、評論家、小説家、元近畿大学教授。1951年、中井英夫・三島由紀夫に絶賛された第一歌集『水葬物語』でデビュー。反写実的な作風によって、岡井隆や寺山修司らとともに前衛短歌運動を牽引した。短歌結社・玲瓏の主宰者となる。歌集・評論集・小説集など多数。著作を集成した『塚本邦雄全集』(全15巻別巻1、ゆまに書房)がある。2005年没。

 

 

ほろにが菜時記

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