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2017年2月22日

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マレーシア警察は22日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党書記長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が今月13日にクアラルンプール空港で殺害されたことに関連し、北朝鮮大使館員の行方を追っていると明らかにした。

マレーシア警察はまた、金正男氏が空港で2人の女性によって毒物を顔に塗りつけられ死亡したという経緯を確認した。

殺害に北朝鮮政府が関わったという憶測が広がっているものの、北朝鮮の康哲(カン・チョル)駐マレーシア大使は強く否定している。

マレーシア警察のカリド・アブ・バカル長官は記者会見で、3人の北朝鮮国籍の容疑者の行方を追っており、容疑者らは依然としてマレーシア国内にいるとみられると述べた。

警察当局が行方を追っているのは、北朝鮮大使館のヒョン・ガンソン2等書記官と国営高麗航空職員のキム・ウクイル容疑者、リ・ジウ容疑者の3人。

バカル長官は、警察がヒョン書記官ら容疑者たちの事情聴取を求める書簡を康大使に送ったことを明らかにし、大使が協力しなかった場合には、「我々のもとに来なくてはならないようにする」と述べた。

バカル長官はまた、このほかに北朝鮮籍の容疑者4人がすでに帰国していると述べた。もう一人の北朝鮮人、リ・ジョンチョル容疑者は逮捕された。

さらに、インドネシア国籍のシティ・アイシャ容疑者とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者が拘束されている。

金正男氏が襲われる様子をとらえた映像が報道されるなど、殺害状況をめぐる推測が広がるなか、バカル長官は、2人の女性容疑者が素手で毒物を金氏の顔に塗りつけて、現場を去ったと語った。

映像からは、女性1人が金氏とみられる男性に近付いた後、もう一人の女性が後ろから男性の顔をつかむ様子が確認できる。

インドネシア当局は、シティ・アイシャ容疑者はいたずらを仕掛けるテレビ番組に出演していると思っていたと語っている、と明らかにしていたが、バカル長官は、2人の容疑者は扱っているのが毒物だ知らされており、「手を洗うよう」明確な指示を受けていたと述べた。

同長官はさらに、女性たちがクアラルンプール市内のショッピングセンターで何度か練習していたと語った。

当局は依然として遺体の検視の結果を待っている状況で、遺族らにはDNAサンプルの提供を求めている。

北朝鮮は遺体の引き渡しを要求しており、マレーシア当局が司法解剖を行うことにも強く反対していた。

マレーシア政府は、国内で起きた死亡事件のため捜査する必要があるとしている。

北朝鮮とマレーシアはこれまで良好な外交関係を築いていたが、今回の事件を受けて両国関係には摩擦が生まれている。

(英語記事 Kim Jong-nam killing: Malaysia seeks North Korea embassy official

提供元:http://www.bbc.com/japanese/39048773

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