BBC News

2017年2月24日

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ドナルド・トランプ米大統領のスティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問は23日、ワシントン近郊で開かれた「保守政治活動会議」(CPAC)に出席し、昨年の大統領選挙でトランプ氏が勝利したことで、「政治に新秩序」がもたらされたと語った。

ラインス・プリーバス大統領首席補佐官と共に登壇したバノン氏は、「経済ナショナリズム」の下に、「幅があり時には分裂しているさまざまな意見」を団結させられると述べた。

通常、舞台裏で活動することが多いバノン氏は、聴衆に向かって「我々は、文化と存在意義のある国家だ」と述べた。

バノン氏は、トランプ氏が政策目標の実現に「狂ったように集中している」と語った。「新たな政治秩序が生み出されつつあると私は言ってきた。それはまだ形成途上だ」。

トランプ大統領は24日に登壇する予定。

お互い非常に異なる政治思想・経験を持つバノン氏とプリーバス氏の登壇は、両氏がトランプ政権内の主導権を争っているとの憶測が流れるなかでのものだが、壇上の2人は憶測を否定することに心を砕いている様子で、緊密に協力していると主張した。

プリーバス首席補佐官は、「(トランプ大統領が)党と保守運動を団結させたというのが実際のところで、もし党と保守運動が一緒になれば怖いものなし、というのは本当だ」と述べた。

共和党の全国委員長だったプリーバス氏は党主流派とトランプ氏を支持する大衆主義的勢力の橋渡し役となってきた。

バノン氏は右翼系ニュースサイトで反エスタブリッシュメント運動の推進役を務めてきた「ブライトバート・ニュース」の幹部だった。

バノン氏は23日もメディア批判を繰り返した。メディア関係者を「野党」と呼び、トランプ氏に関して「いつも間違っている」と主張した。「選挙運動をどう報じていたか、政権移行をどう報じていたか、政権についてどう報じているか。いつも間違っている」

バノン氏は、報道各社を「企業主義、世界主義のメディア」と呼んだ上で、「彼らが戦わずして皆さんに国を返せると、皆さんが思っているのなら、それは大間違いだ」と述べた。

(英語記事 Trump adviser hails 'new political order'

提供元:http://www.bbc.com/japanese/39074644

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