ネット炎上のかけらを拾いに

2017年3月7日

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 この事件の被害者は加害者のことを「散々煽っ」てはいないのだから、こういうたとえ話で自分を被害者と同列のように語るのは完全に間違っている。

 ただ、Y氏の頭の中では、自分が「ネットで絡んできたアンチを散々煽る」行為と、執拗に粘着された被害者がやむにやまれず加害者を1回ブロックした行為が、同じようなものに思えているのだろう。

 ネット上ではときどき、自分から相手を攻撃しておきながら、反撃されると「人にそんなことを言って失礼だと思わないのか」と驚愕の逆ギレをするユーザーを見かける。自分がするのはいいが、相手から同じことをされるのは我慢ならないのだろう。さらに言えば、自分の言葉がどれだけ人に打撃を与えているかがわからず、相手から自分への攻撃は過剰に感じるのだろう。無自覚に自分を特権階級だと思っている人たち。あまり関わりたくない人たちである。

  
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