2024年4月19日(金)

ペコペコ・サラリーマン哲学

2010年6月8日

 私が15年間もちんたらちんたらこんなことをしている間に、亀井静香郵政・金融担当大臣は1979(昭和54)年に国会議員になり、着々と歩を固めていったのです。

亀井君の尊敬する人

 『亀井静香 天馬空を行く!』(大下英治著・徳間書店刊)によると、亀井君はもっとも尊敬する人物として、アルゼンチン生まれの革命家でキューバのゲリラ指導者のチェ・ゲバラを挙げて、心を奮い立たせています。「自らを捨て、苦しむ民衆の救済に身を捧げたゲバラこそが、本当の政治家の姿だ。おれも、このまま終わるわけにはいかない」と。

 また、日本史上の人物で亀井君が惚れている人物が江戸時代後期の大阪の役人、大塩平八郎です。大塩が庶民の飢饉を救う乱(運動)を1837年に起こしたことを良しとしています。江戸幕府は役人の中から乱を起こす人が出たことに大変ショックを受けました。この乱を「大塩平八郎の乱」と言いますが、私はその年代1837年を覚えやすくするために、次のようなゴロ合わせをつくりました。

●江戸時代1837年 大塩に賛成人は皆[1837] 大塩平八郎の乱  ★(1つ星)
【20字ミニ論文】「役人大塩平八郎は飢饉を救うため乱を起こす」

 思い起こすと、亀井君が2009年9月に鳩山由紀夫内閣の郵政・金融担当大臣に就任してすぐに、中小企業の支援のために、モラトリアム(返済猶予)の考えをぶち上げ、「中小企業等金融円滑化法」を精力的に国会で成立させました。

 亀井君はほかに、聖徳太子と西郷隆盛も尊敬しています。二人に関連するゴロ合わせは次のとおりです。

●飛鳥時代593年 聖徳太子は100年先見る国際[593]人 ★★★(3つ星)
【20字ミニ論文】「聖徳太子が天皇に代り政治を行う摂政となる」

●明治時代1877年 西郷どん一派七(1877)不思議 ★(1つ星)
【20字ミニ論文】「西南戦争で西郷隆盛や不満士族が政府と戦う」

 先に述べたように、私が40歳までまったく苦手だった「日本史」を、年代ゴロ合わせを研究(?)することで、かなり克服できた経験を、73歳というこの年になって、他の“日本史が苦手な人”にも役立てて欲しいと思いつきました。

 140個の日本史年代ゴロ合わせのうち、小学生必須レベル「★★★(3つ星)」の18個だけ覚えれば、日本史の各時代の幅がよくわかり、歴史力がぐーんとアップします。これは私の経験知識(empirical knowledge)からして、確信しています。

 ここに、「★★★(3つ星)」の18個のゴロ合わせを載せさせていただきます。特に、小学生の親御さんや親類縁者、先生方にとっては貴重な情報ですぞ!


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