書籍詳細

江上剛の「行って、見て、聞く」―大人の社会見学
江上剛 著

目次
立ち読み

 

『AERA』『週刊現代』『讀賣新聞』の書評で紹介されました!!

“よのなか”には、人の数だけ仕事があり、その仕事が社会生活を維持させている。そんな社会の舞台裏を、江上剛が、作家の批評眼とユーモアを織り交ぜながら紹介する。ときには鋭いビジネスマンの視点で、あるときには好奇心旺盛な子ども目線という、読者目線に立った疑問や驚きを、現場にぶつける。
江上剛が最初に選んだ現場は、海洋にそそり立つ油田だった。油田と聞けば、多くの日本人が“中東”と考えるだろう。しかし、訪れた現場は、わがニッポンの新潟だ。この越後地方では、古くから「燃える水」が湧くことで知られていた。そこには、国内唯一の海洋油田があるのだ。
石油資源のほぼ全量を輸入に頼っているのが、今の日本の現状ではある。それでも、地下数千メートル堀り進める技術や、新たな油田を探索する技術などの蓄積は、現場を持たないことには蓄積されない。こうした技術こそが、海外に油田やガス田の権益を確保するうえで、大いに役だっているのだ。つまり、資源小国ニッポンには、欠かすことのできない現場なのである。
サラリーマンになると、兎角、自分に関係する分野にしか興味を持たなくなり、世間が狭くなりがちである。そんな人たちに新たな興味を持ってもらうとともに、色々な人々の支えで、社会生活が成り立っていることを実感してもらいたい。また、実際に現場を訪ねることで、知的好奇心を満たしてもらいたい。本書で訪ねた現場は、まさにこうした「おや、まぁ、へぇ」の宝庫なのだ。

<書籍データ>
◇四六判並製、176頁
◇定価:本体1,400円+税
◇2010年6月20日発行
◇ISBN: 978-4-86310-073-2

<著者プロフィール>

江上剛(えがみ・ごう)
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。97年には、総会屋資金供与事件に接し、現場の収拾にあたった。この事件を元にした高杉良の小説『金融腐蝕列島』のモデルにもなる。築地支店長時代の02年、小説『非情銀行』で作家デビュー。
主な著書に『組織再生』(PHP文庫)、『座礁 巨大銀行が震えた日』(朝日文庫)、『非情人事』(文春文庫)、『不当買収』(講談社文庫)、『合併人事 二十九歳憂鬱』(幻冬舎文庫)、『背徳経営』(徳間文庫)、『小説 金融庁』(講談社文庫)、『いつもそばにいるよ』(実業之日本社)、『部下を活かす上司、殺す上司』(幻冬舎文庫)、『絆』(講談社文庫)、『渇水都市』(幻冬舎)、『隠蔽指令』(徳間文庫・2009年10月WOWOWでドラマ化)、『腐敗連鎖』(角川文庫 上下巻)、『四十にして惑わず サラリーマン「論語」小説』(光文社文庫)、『ごっつい奴 浪花の夢の繁盛記』(講談社)、『再起』(講談社文庫)、『亡国前夜』(徳間書店)、『戦いに終わりなし 最新アジアビジネス熱風録』(文春文庫) など多数。

 

 

 

 

江上剛の「行って、見て、聞く」―大人の社会見学

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